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日テレ RECRUIT

技術統括局

安全な放送を
行うために
最後の砦となる

マスターディレクター

村田 康博Yasuhiro Murata

2001年入社
情報学研究科 知能情報学専攻 卒

入社時は地デジ放送のための技術開発を行う部署へ配属。2005年より現職。

ALL PEOPLE

局内唯一のコントロールルーム

テレビ局の放送スケジュールは、何時何分何秒から番組、CMといったように秒単位で組まれており、決められた通りに放送されるようにあらかじめシステムを構築します。私の所属する放送実施部では、安全に放送が行われるよう、主調整室(マスターコントロールルーム)という場所でそのシステムの運用・監視を行っています。主調整室に対して、スタジオで収録した映像や音声を番組の体裁に整える場所を副調整室(サブコントロールルーム)と呼びます。局内にはたくさんの副調整室がありますが、主調整室は一つしかありません。ここは代えのきかない、とても重要な部署なのです。

24時間、眠らない部屋

日本テレビのすべての番組とCMは、この主調整室から東京スカイツリーへ送られ、各家庭へと届きます。主調整室が「テレビ局の最後の砦」と呼ばれる所以です。スタジオや副調整室は番組制作を行っている間だけ稼働する場所ですが、主調整室は24時間眠りません。スタッフが交代で勤務し、放送事故が起こらないように万全の体制を組んでいます。大災害など有事の際は、予定していた放送スケジュールを中止して特別番組が編成されます。そんなときは迅速かつ安全に、手作業でシステムを変更する必要があります。めったにないことですが、そうした緊張感は常に欠かせません。

トラブルを未然に防ぐために

そんな主調整室の中で、私はMD(マスターディレクター)という立場でクルー全体のとりまとめを行っています。放送局の最後の砦で、番人として働くことに大きなやりがいを感じています。絶大な影響力のあるテレビだからこそ、絶対に放送の間違いや事故があってはなりません。責任感と緊張感を持ちながら、日々の仕事に取り組んでいます。心がけているのは、スタッフとコミュニケーションを取ること。「あれ?」と思ったことは些細なことでも口に出し、話し合うことで大きなトラブルを未然に防ぐことができるのです。

生まれ変わるマスター設備

主調整室にある設備やシステム全体をマスターと呼びます。このマスターは、一度組み上げればずっと使えるわけではありません。ソフトウエア・ハードウエア、それぞれに寿命があり、何年かごとに見直しが必要なのです。日テレのマスターも、50年の長い歴史で何度となく生まれ変わってきました。いま私は、次のマスターを作るプロジェクトを担当しています。編成・営業・制作などの部署や外部の協力会社とともに、この設備をよりよくするための仕様を煮詰めているところです。これまで現場で培ったノウハウを活かし、安全で運用しやすいマスターに仕上げたいと考えています。

MESSAGE

チームワークの大切さを忘れずに

テレビ局で働くために、私自身はこれといって何かをしてきたわけではありません。大学ではカメラワークを組み込んだ自動撮影ロボットの研究を行っていましたが、それも「小さな頃からテレビが好きだったから」という理由で始めただけ。就活を意識して取り組んでいたわけではないのです。入社して感じたことは、テレビ局の仕事はチームワークが必要だということです。どの部署に配属されようが仲間と一緒に作り上げていく仕事に変わりはないので、まずはみなさんのそばにいるいまの仲間を大切にしてください。

わたしの
「見たい、が世界を変えていく。」

いま私たちが作っているマスターの設備は想像の範囲内に収まっていますが、はるか未来のテレビ局にはどんな設備が導入されているのか思い描くことができません。私が見たいのは、そんな未来のテレビ局の姿です。海底や宇宙からの中継はあたりまえのように行われているでしょう。もしかしたら時間もコントロールできていて、タイムマシーンのように過去や未来の様子を自由に見られるシステムが開発されているかも...!?