海外ビジネス推進室

海外の視聴者に向け
日本の番組を
発信していく

海外事業部

関谷 美帆Miho Sekiya

2006年入社
文学部 卒

営業局CM部、イベント事業部を経て、入社10年目より現職。これまで積み重ねてきた経験を活かし、日本テレビが立ち上げた海外有料チャンネル『GEM』(ジェム)の番組編成やイベント企画を担当。

ALL PEOPLE

海外の視聴者に向けたビジネス

日本のテレビ番組は、海外でも人気があるのをご存じでしょうか。私たちが海外のドラマを楽しむように、世界中の人たちも日本のドラマやアニメ、バラエティ番組を楽しんでいます。私の所属する海外事業部では、そうした海外の視聴者に向けた各種ビジネスを行っています。その中で私の担当する仕事は、日テレの番組を海外で放映できるように権利処理や音楽の差し替えを行う「番組開発」、日テレが立ち上げた東南アジア向けエンタテインメントチャンネル『GEM』の「番組編成」、そしてその『GEM』を盛り上げるために行う「イベントの企画運営」が3本柱です。電話やメールを含めて日常業務で頻繁に海外を相手にしているため、英語は嫌でも上達します(笑)。

習慣の違いに戸惑うことも

海外事業部は、社内でもっとも海外に近い部署と言えるでしょう。私も海外に出張することがありますが、現地ではカルチャーギャップに戸惑うことも。あるイベントのため、タレントさんをお連れしようとしたときのことです。現地の記者が、日本の記者なら絶対に聞かないような質問をしてくるという情報を事前にキャッチしました。それは現地では当たり前のやり方だったため「プライベートな質問は一切NGです」とシャットアウトするわけにもいかず、かと言ってタレントさんに我慢して頂くわけにもいかず…。現地スタッフと何度もミーティングを重ね、お互いに気持ちよく取材を終えられるよう調整に奔走しました。国ごとの文化や慣習、宗教や法律を踏まえて関係を作っていくことが、今後も求められていきます。

情熱のあるところに道は開ける

入社1年目、私は営業局CM部に配属されました。希望していた部署ではなかったのですが、いま振り返ると仕事をする上での基礎を学べた貴重な4年間でした。社内の各部署と綿密な連絡を取り合うことが多く、おかげで社内での人脈も大きく広がりました。そのときに培った人間関係は、後々ほかの仕事で活きてきました。入社5年目でイベント事業部へ異動。美術展のプロデューサーとして、企画から宣伝、会場施工まであらゆる業務に携わりました。そこでは、「情熱のあるところに道は開ける」ということを身をもって学びました。どんな仕事にも困難はつきもの。けれど「見たい、やりたい、実現したい」という気持ちを強く持って向き合っていれば、必ず夢は叶うものです。

一人で仕事を抱え込まない

新人の頃、私は仕事の段取りをうまくつけることができませんでした。数ある仕事の優先順位をつけられなかったのです。急ぎではない仕事に手をつけて時間をとられているうちに、緊急の重要案件がさらに大変なことになっている…ということもたびたびありました。そういった経験を経て、何が大事なのかを見極める力はずいぶんついたような気がします。入社から10年以上が経ちますが、今でも毎朝「TO DOリスト」を書いています。一番のポイントは、その仕事が進まないことで人に迷惑がかかっていないかどうか。仕事はチームで行うものです。一人で抱え込んでいないで、人に頼ることも覚えました。日テレにはいろんな人がいますが、普段は厳しくても、困っていたら助けてくれるようないい人ばかりです。私自身も、そうありたいですね。

MESSAGE

毎日が文化祭前夜のような会社です

「毎日同じような仕事を続けることは自分に向いていない。きっとすぐに飽きてしまうはず。それよりも、日々新しいことに挑戦し、『いつも文化祭前夜みたいな会社』で仕事をしたい...。」そういった思いから、私は日テレに辿り着きました。実際に入社すると、本当に毎日が文化祭前夜みたいなのです。目の前の、あるいはもっと先の大きなゴールに向かって、苦労しながら準備を重ねる日々。その苦労が実って世の中にインパクトを与え、自分も感動できる。そんな仕事が、たくさん待っていますよ!

わたしの
「見たい、が世界を変えていく。」

イベント事業部で美術展を企画していたときのこと。海外出張で偶然に出会った作品が素晴らしく、「これ貸してください!」とすかさず交渉したことをよく覚えています。その原動力は、「日本のお客様にもぜひ見せたい!」という率直な想いでした。日テレは、絶対無理だと言われるような企画でも、熱意があれば必ず実現できる会社です。これからも私は、「見たい、やりたい、実現したい」という熱意を持って仕事に取り組んでいきます。