技術統括局
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川野 真由子 Mayuko Kawano
ニュース番組の
テクニカルディレクター・カメラマン
2018年入社
理工学部 システムデザイン工学科 卒
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Q.どんな一週間?スケジュール帳を見せてください!

ある日のスケジュール

  • 10:00

    カメラ準備

    毎朝、夕方のnews every.で使用するカメラをスタジオに出し、問題がないかをチェックします。news every.では5台のカメラを使用します。カメラマンチームはみな仲良しです!
  • 11:00

    TDの先輩とシステムの勉強

    例えば「news zero」で「ゲストがたくさん出るのでカメラの数を増やしたい」など、番組ディレクターの「こういう演出をしたい」という要望を、TDは日々受けています。それに対し、どのようなシステムを組めば解決できるかを考えるのが仕事です。選挙特番といった大きなイベントの時は開票速報のリアルタイムCGを出すなどシステムの構築に大忙しです。
    今は先輩に教えて頂きながら勉強中。専門知識もないゼロからのスタートの私ですが、手厚く指導してくれるのでありがたいです。
  • 12:00

    カメラ練習

    なるべく毎日少しでもカメラを触り、練習する時間をとるようにしています。何度も繰り返し練習したカメラワークがOAでうまくできた時、日々の練習の大切さを実感します!
  • 13:00

    昼食

    社食でランチ!無料の事が多いです!
  • 14:00

    技術打ち合わせ

    ディレクターやADなど制作スタッフと、音声、カメラなど技術スタッフが集まってその日の番組の流れを確認します。その後カメラマンとカメラアシスタントのみでどのように撮るかの打合せをします。特にイレギュラーな演出があるときには、自分のカメラの役割をしっかり理解するようにしています!
  • 15:00

    カメラリハーサル

    話の展開に合わせてどこの位置から撮るかなどをイメージしながらリハーサルを行います。しかし生放送では必ずリハーサル通りとはいきません!いつ何が起きても大事な瞬間を撮り逃すことがないよう、気合を入れ直します。
  • 16:00

    「news every.」生放送

    5台のカメラのうち1台を担当します。まだまだ失敗も多いですが、楽しい話題の時には一緒になって笑い、悲しい話題の時は気持ちを落ち着かせて撮るようにしています。突然大きなニュースが舞い込む事も!そんな時は他のカメラマンとのコミュニケーションが大切になってきます。
  • 19:00

    反省会

    自分の撮った画をプレビューしながら反省会をします。報道スタジオには若手のカメラマンも多いので、皆でこの場面はどうするべきだったか意見を言い合います。先輩方は優しく、ちょっとした相談もしやすいです。ここで頂いたアドバイスをもとにまた練習を頑張ります!
  • 20:00

    同期と飲み会

    同期と飲む時間は至福のひととき!
    くだらない話で大笑いしながらも皆の話に刺激を受けてがんばろう!と思えます。
    皆それぞれのスケジュールで働いていますが、夜は意外と会えます。

Q.仕事のやりがいは?

主に報道番組のTD(テクニカルディレクター)・カメラを担当しています。TDは生放送の技術面を支える役割ですが、トラブル発生時には素早く判断し、何としてもOAを繋げなければなりません。そんな時、周りの人たちと力を合わせて解決策を見出し、無事OAを終えられたときやりがいを感じます!

Q.職場はどんな雰囲気?

温かく面白い先輩方ばかりで、分からないことは何でも聞ける環境です。報道スタジオの業務は一人ではできず、周りの人たちとの協力関係がとても大切です。わからないことはお互いに聞き合い、いざという時には知恵を出し合うチームワークで成り立っている場所だと感じます。

Q.大学時代は何していた?

一年中海に出て2人乗りの競技ヨットの練習、試合に打ち込みました。ひたすらやりたいことに熱中した日々でした。引退してからは飲食業からイベントの進行役まで様々なバイトをしました。研究室ではドローンの集団飛行制御の研究をしていました。理系とはいえテレビの技術とはまったくかけ離れた研究でした。

Q.就活生にアドバイスをお願いします!

インターンに参加するまでテレビ局への就職は全く考えておらず、入った自分が一番びっくりしました。色々な可能性を信じて、良いなと思うものはすべてやりつくし、会いたい人には全員に会うことで何か開けるのかなと感じます。就活では体も心も削られることもあるかと思いますが、エネルギーたっぷり蓄えて頑張ってください!!

Q.仕事は大変?

専門的な知識もまだ少なく、カメラで失敗が続いて落ち込むこともあります。しかし周りの人が支えてくれますし、頭も体もフル稼働で頑張れる環境が、日々とても楽しいです!
休みの日はしっかり休み、仕事の日はきっちり仕事。本当にONOFFを切り替えた働き方ができています。

Q.日本テレビの良いところは?

挑戦できる環境と、エネルギーです。例え新人でも、これをやりたいと思ったらその思いを発信できる環境があり、本気で受け止めてくれる先輩方がいます。また、同期を見ていると常に挑戦し続けている人もたくさんいて、そのエネルギーに刺激をもらいます。

習ったことはビデオエンジニア(VE)の同期と一緒に復習

Q.テレビ局を目指したきっかけは?

インターンに参加したことです。VTRを作るインターンだったのですが、チームの皆で1つの作品を作り上げることの面白さに一気に惹きつけられました。
全く違った考えを持つ人が集まって何かを達成することで、自分ひとりでは絶対に成し遂げられない事ができるということ、そしてその作品が人を驚かせたり感動させたりできるということを知り、「日本テレビで働きたい!」と強く思いました。