2017年6月24日(土)
筑波大学附属中学校(東京・文京区)

総合学習の時間をお借りして、1年生全員約200人を対象に「情報の海の泳ぎ方」の授業を行いました。冒頭「インターネットをよく使う人!」と尋ねると、すぐに8割以上の生徒の手が上がりました。これがいまの中学1年生の実態です。さっそく、「ニセ情報(フェイクニュース)の怖さ」から授業はスタート。その後、「どうやったら事実が確認できるのか」「一次情報って何?」と、情報の分析を進めます。

森富美アナウンサーの話に興味津々の生徒たち

今回は、ニュース番組を担当する森富美アナウンサーも登壇し、「正確に伝える」をテーマに、プロのアナウンス技術を披露しました。文章の意味を理解したうえで、どう読めば正確に伝わるか。実践したい生徒たちの挙手が相次ぎました。

2時間目には、学校の先生のアイデアもお借りしてクラス単位のグループワークを盛り込み、生徒たちは「取材を想定したブレインストーミング」に挑戦しました。課題は「海外の島に人食い大蛇が出た!?」という記事のウラをどう取るか。「真実は何か?」を追い求める生徒たちの熱意で会場はムンムン。その様子は、先生に「200人の授業があんなにダイナミックな光景を生むのか」と言わしめるほどの迫力で、私たち日本テレビスタッフも思わずのめり込み、生徒からたくさんのパワーをいただきました。

前半は、主に<見て、聞いて>という「インプット」。後半は、<考えて、議論して、発表する>という「アウトプット」。授業に、頭フル回転で挑んでもらったのでしょう。生徒さんたちが、みな一様に良い表情をしていたと感じたのはひいき目でしょうか。

応募・お問い合わせはこちらから

*日程や年間実施回数などの都合により、お受けできない場合もございます。