『身辺警護5』

<出演>
  <スタッフ>
望月 四郎 勝野  洋 脚  本 中原 悦子
牧野 幸子 渡辺  梓 監  督 山本  厚
村越 謙三 黒沢 年男 チーフプロデューサー 佐藤  敦
海老沢哲也 長門 裕之 プロデューサー 服部比佐夫
桂木 健介 渡辺 裕之 宮城 二郎
西村 直也 尾美としのり 音  楽 川村 栄二
松井 弓子 畠山 明子 企  画 酒井 浩至
田所 浩一 大林 丈史
相川ます美 久保田磨希
国枝  篤 平井 真軌    
牧野 直行 小林 尚臣    
安本寛太郎 相馬 剛三    


<あらすじ>
 商社の総務部長で5年前まで刑事だった村越謙三(黒沢年男)が、自宅玄関でライフル銃による狙撃を受けた。警視庁は、村越の会社を総会屋絡みで内偵していたこともあり、望月らに出動を命じた。

 村越は、退職する少し前、50歳でようやく警部になったノンキャリア組。キャリア組に激しい対抗意識を燃やす村越は、そのキャリアの望月(勝野洋)の身辺警護を渋々受け入れる。ただ、村越は望月らの警備の都合を全く考慮しなかった。

 そんな中、再び狙撃事件が発生。犯人がプロではないとにらんだ望月らは、総会屋絡みではなく、恨みによる犯行と推理。村越が退職する直前に扱った金融業者殺害事件に興味を抱いた。

 5年前に発生したこの事件は、安本(相馬剛三)という金融業者が自宅事務室で扼殺されたもの、警察は、犯人が100通を越える借用証書を持ち去っていたことから、安本から金を借りていた人物と察知。まもなく、現場に残っていた指紋、国枝(平井真軌)という男の目撃証言から、町工場の社長・牧野直行(小林尚臣)が逮捕された。

 牧野は、事件当時は娘・幸子(渡辺梓)と一緒だったとアリバイを主張。裁判でも罪状を全面否認したが認められず、懲役16年の判決を受け、その後、獄中で自殺していた。

 牧野の再審で動いていた弁護士の話によると、事件当夜、牧野はケガで手に包帯をしていた。だが、この事実は村越が作成した調書にはなぜか記載されていない。牧野の事件の後、村越が警部補から警部に昇進したと知った望月は、国枝が同じ銃で攻撃されたこともあり、牧野が濡れ衣を着せられたのではないか、との疑惑を抱いた。

 牧野の家族は幸子一人。事件後、犯罪者の娘との烙印を押された幸子は、牧野の友人で区会議員の海老沢哲也(長門裕之)に面倒を見てもらっていた。

 そんな中、牧野の死後、幸子が遺骨を持って村越と国枝を訪ねていたことが判明。幸子の名がライフル銃所持の登録リストの中に入っていると知った望月らは色めき立った。だが、幸子は4年前所持許可証を警視庁に返却し、現在ライフルを持っていない。

 ところが、射撃練習場に通っていた当時の幸子の周辺を調べた望月らは、思わぬ事実を掴んだ。なんと海老沢が幸子のライフル射撃のコーチだったのだ。

 幸子が姿をくらます中、望月らは、目撃証言をした国枝から再度事情聴取をして──。