『身辺警護6』

<出演>
   <スタッフ>
望月 四郎 勝野  洋 脚  本 中原 悦子
石川 純子 石野 真子 監  督 山本  厚
野上 義孝 松村 雄基 チーフプロデューサー 佐藤  敦
貴原 周一 加納  竜 プロデューサー 服部比佐夫
安永 雄二 天宮  良 西牟田知夫
石川 由紀 山辺 有紀 宮城 二郎
貴原 照子 岡本  舞 音  楽 川村 栄二
桂木 健介 渡辺 裕之 企  画 酒井 浩至
西村 直也 尾美としのり
松井 弓子 畠山 明子  
田所 浩一 大林 丈史  


<あらすじ>
 望月(勝野洋)のチームが今回警護をする“マルタイ”カメラマンの石川純子には、かなり複雑な背景があった。実は、純子は1ヵ月程前、1人の男を殺していたのだ。

 この純子の事件は、谷川岳一ノ倉沢の岸壁を登攀している際に発生した。純子のパーティーは、商社の経理部長・貴原周一、貴原の直属の部下・野上義孝の3人。このうちの貴原が足を踏み外し宙吊りになり、純子と野上の命も危うくなったことから、純子は貴原の「君たちは助かれ!」という声に従い、繋がっていたザイルをナイフで切断していた。転落した貴原はもちろん即死。警察は出頭した純子を殺人容疑で拘束。しかし、検察は、純子の“緊急避難”を認めて不起訴とし、捜査は終了していた。

 純子がバイクに乗った男に襲撃されたのは、この検察の決定があって程なく。純子の身辺警護と共に犯人の逮捕を命じられた望月らは、死亡した貴原の周辺から捜査を始めた。

 貴原は婿養子で、妻・照子は勤務先の専務の娘。また、貴原には3人の弟妹がおり、親代わりとなって面倒をみていた。望月らは、純子に恨みを抱く貴原弟妹のうち唯一アリバイのない安永雄二に注目。野上も何者かに襲われたことから、雄二に対する監視を強めた。そして、純子を襲おうとしていた雄二がついに逮捕された。

 だが、純子の証言、雄二の供述などから、本当に純子を付け狙っているのが別人と判明。望月らはなおも警護を続行した。

 そんな中、貴原の妹の「自己中心的な兄が“ザイルを切れ”と命令するはずがない」という言葉に、望月らは谷川岳の事故にウラがあるとにらんだ。

 自己当時、貴原、純子とザイルで繋がっていた野上は、世界各地の山に登った登山の本格派。その野上には、以前、貴原の金銭トラブルを臭わす噂を流していた、との証言があった。望月らは、商社マンらしくない野上のハデな生活ぶりを知ったこともあり、貴原との間になにかシコリがあったのではないかとにらむ。

 まもなく、純子の周辺を調べた望月らは、思わぬ事実を掴んだ。2年前、銀座の画廊で働いていた純子の妹・由紀が、男と旅館に入った際、心臓発作で急死していたのだ。旅館関係者の話によると、相手の男は正体がバレるのを怖れ、発作を起こした由紀を見捨てて逃げ出したらしい。

 由紀の働いていた画廊の顧客名簿を調べた望月は、そこに貴原の名前を発見。谷川岳の事故には深い謎が潜んでいると睨んだ。