『警視庁鑑識班 11』

<出演>
   <スタッフ>
中山 淳彦 西村 和彦 脚  本 下村  優
江良  至
岩崎 鉄男 角野 卓造 監  督 下村  優
池内 美子 大谷 直子 チーフプロデューサー 佐藤  敦
池内 美咲 菊池麻衣子 プロデューサー 佐光 千尋
小松  豊 川原崎建三 木川 康利
橋田登喜子 景山 仁美 音  楽 川村 栄二
小松 誠一 鬼丸  亮 企  画 酒井 浩至
中山 沙織 神谷けいこ
後藤 直之 下塚  誠
大宮管理官 清水 章吾  
緑川 主任 本城丸 裕    
津田 課員 小林すすむ    
花井 課員 小松 正一    
菊地 警部 三浦 浩一    
青柳 刑事 北山 雅康    
沢村 技官 本田博太郎    
石田 技官 石井 洋祐    
矢吹 幸代 根岸 季衣    


<あらすじ>
 東京郊外の宅地造成地で茶髪の若い男の白骨死体が見つかり、検視の結果、死因が絞殺で死後5年から10年たっていることが分かった。現場の調査を担当した岩崎(角野卓造)、中山(西村和彦)らは、死体と共にライター、“N.T”とのイニシャルの入った万年筆、眼鏡のレンズ片などを発見。捜査陣は、これらの手掛かりを元に被害者の身元の洗い出しを開始した。

 ライターは、新宿のスナックで8年前に配られた記念品。店の雰囲気から考えると、被害者が店の客だった可能性は少ない。万年筆からの指紋採取に成功した中山らは、2000枚を超える客の名刺に付着した指紋との照合を開始。まもなく、指紋が一致した製菓会社の重役・後藤直之(下塚誠)が捜査線上に浮上した。

 ところが、後藤は、6年前、当時頻発していた連続通り魔事件に見せかけて殺害されていたことが判明。白骨死体と後藤殺しに関係があるとみた捜査陣は、後藤の事件から突破口を見つけようと考えた。

 婿養子で次期社長候補だった後藤の旧姓は高橋で、遺留品の万年筆のイニシャルと符号する。スナック従業員の話によると、茶髪の若い男が後藤に会いにきたこともあったらしい。

 捜査陣は、周辺捜査を進める一方で頭蓋骨を復顔してその写真をマスコミなどで公表。まもなく、被害者が小松誠一(鬼丸亮)という少年の可能性が高まった。誠一は、中山の妹・沙織(神谷けいこ)の友人で、池内美咲(菊地麻衣子)という美容師が6年前から探していた兄。復顔写真と誠一の写真を比較したところ、その骨相がピタリと一致したのだ。

 誠一の家族は、父・小松豊(川原崎建三)、母・池内美子(大谷直子)、妹・美咲の4人。ただ、誠一の家庭内暴力の問題もあったのか、小松と美子は6年前に離婚していた。

 捜査陣は、白骨死体を誠一と特定するため、小松と美子の協力を得てDNA鑑定を開始。中山ら鑑識班も調査を進めた結果、思わぬ事実が判明した。誠一は美子の子ではあったが、父親は小松以外の人物。さらに、遺留品の万年筆から、後藤のものと共に美子の指紋も検出されたのだ。

 誠一の本当の父親が後藤だと察知した捜査陣は、直ちに小松の自宅の家宅捜索を開始・鑑識班は、室内で陽性のルミノール反応を確認すると共に、万年筆と一緒に発掘されたガラス片と同じ物を発見──。