20周年記念作品
監察医 室生亜季子(31)
の波濤』



室生 亜季子 * 浜 木綿子
浜 田 警 部 * 左 とん平
今井 のリ子 * 酒井 和歌子
西山 陽子 * 原  千晶
宮田 のぞみ * 左  時枝
今井 雄一 * 蟹江 一平
南  浩一 * 萩野  崇
和泉 二郎 *    
川 口 刑 事 * 大場  剛
八木助教授 * 筒井  巧
井 上 助 手 * 森 みつえ


企   画 * 酒井 浩至
原作・脚本 * 宮川 一郎
監   督 * 鷹森 立一
チーフプロデューサー * 増田 一穂
プロデューサー * 篠木 為八男
    * 桑原 秀郎
    * 島田  薫
音   楽 * 大谷 和夫

※ 2月27日現在、空欄箇所は未定です。





 新たに室生医院の看護婦になった今井のり子(酒井和歌子)の一人息子・雄一(蟹江一平)が変死体で発見された。現場は、雄一の部屋のベッドの上。解剖を担当した亜季子(浜木綿子)は、自転車に乗っていて交通事故に遭った雄一が部屋に戻ってから死亡した、と推理。捜査の結果、雄一が轢き逃げされていたことが明らかになった。
 のり子を亜季子に紹介した浜田(左とん平)の話によると、雄一は7年前までは不良少年だったが、その後、更生して大学を卒業し、真面目に働いていたらしい。まもなく、のり子が姿を消したと知った亜季子は、それが雄一の死に関係していると見て、浜田と共に捜査を始めた。

 亜季子がその手係とにらんだのは、雄一のメールの相手で、風俗店で働いていた西川陽子(原千晶)という女。その関係先を当たった亜季子は、のり子が陽子を捜していることを確認した。
 そんな中、伊豆の温泉町で男の刺殺死体が見つかり、そばに落ちていた女物の財布の中から亜季子の名刺が出てきた。財布を見た亜季子は、それがのり子の物だと気付くが、事件との繋がりが分からない。被害者は多額の借金を抱えたスナック経営者の和泉という男であった。

 折りも折り、亜季子は泊まったホテルの近くで陽子と一緒にいたのり子を発見した。大好きだった雄一との思い出の地に、のり子と来たと話す陽子。財布に関しては、見知らぬ男にひったくられた、とのり子が証言した。
 ところが、川越に戻った浜田が思わぬ事実を思い出した。雄一と和泉はかつての不良仲間。この2人に南浩一(萩野崇)という男を加えた3人は、かつてツルんで非行をくり返していたのだ。亜季子と浜田の質問に対し、のり子は、和泉を雄一殺しの容疑者と思ったが逆に脅迫されたと話した。

 もう1人の人物・南は、なんと亜季子らの地元・川越にいた。心臓が悪く、時々不整脈が出るという南は一人暮らし。のり子が和泉殺しに絡んでいると見た亜季子は、浜田に南の監視を求めた。
 亜季子は、和泉と南が2人の何らかの弱味を握っている雄一を、交通事故を装って殺害したと察知。これを知ったのり子と陽子が、復讐のために和泉を殺し、次に南を狙っているとにらんだのだ。
 和泉と南が以前、引ったくりで女性を死亡させていた可能性が浮上する中、ついに南が死体で発見された。その死因が心不全だと聞いた亜季子は、のり子が秋葉原で何かを買ってきていたことを思い出して――。