『警庁鑑識班(14)』



中山 淳彦 * 西村 和彦
岩崎 鉄男 * 角野 卓造
戸塚 治平 * 夏八木 勲
戸塚 香織 * 小川 範子
寺崎  豊 * モロ 師岡
中原 祐子 * 大西 結花
鹿野 秀夫 * 藤崎  晃
太田 翔矢 * 伊崎 充則
大宮 秀則 * 清水 章吾
緑川 良二 * 本城丸 裕
津田  亘 * 小林 すすむ
花井 博之 * 松永 久仁彦
菊地 慎一 * 三浦 浩一
青柳 浩平 * 北山 雅康
沢村 技官 * 本田 博太郎
矢吹 幸代 * 根岸 秀衣


企   画 * 酒井 浩至
脚   本 * 下村  優
     * 高橋 正弥
監   督 * 下村  優
チーフプロデューサー * 増田 一穂
プロデューサー * 佐光 千尋
    * 木川 康利
    * 粕川 今日子
音   楽 * 川村 栄二





 目黒区内のマンションで中原祐子(大西結花)という34歳のブティック店員の絞殺死体が見つかった。一課の刑事と共に出動した中山(西山和彦)らは、現場で色のついた繊維片、毛髪、さらに犯人の指紋が付着している割れたコップ片を発見。刑事らがホストクラブで分不相応な遊びをしていたらしい祐子の捜査に取り掛かる中、中山らはさっそく割れたコップの復元作業に取り掛かった。

 そんな折、岩崎(角野卓造)は鑑識の先輩で今は所轄の刑事をしている戸塚治平(夏八木勲)に再会した。あと1年で定年を迎える戸塚の唯一の心残りは、15年前に発生し、まもなく時効となる現金輸送車襲撃事件。当時、鑑識課員だった戸塚は公私共に事件と関わりを持っていたのだ。
 この事件は現金輸送車が3人組の賊に襲われ多額の現金が奪われたというもの。戸塚は、一味に射殺された警備員・鹿野秀夫(藤野晃)の学校の先輩だったことから、一人残された鹿野の娘・香織(小川範子)を養女として引き取っていた。その香織は、現在結婚を前提に誠実そうな警察官と付き合っていたのだ。

 まもなく、15年前の事件の遺留指紋と祐子のそれが一致。また、毛髪のDNA鑑定からも、祐子が現金輸送車を襲った一味の1人と確認された。捜査の指揮を執る菊地(三浦浩一)は、祐子殺しが15年前の事件に絡んでいる可能性が高まったとして、周辺捜査をさらに強化した。
 刑事らは、現場にあった繊維片が麻製品のものだと知り、祐子が働いていたブティックに商品を納めていた小さな会社を訪ねた。この段階で捜査線上に浮かんだのは、ブティックに商品を届けていた社長の寺崎豊(モロ師岡)と祐子が入れ上げていたホスト・太田翔矢(伊崎充則)の2人であった。

 15年前の祐子の人間関係を調べた青柳(北山雅康)は、新宿にあるスナックにたどりついた。店内で祐子の写真を調べた結果、出てきた指紋は、祐子、店のママのものを除くと3種類。これをさらに調べたところ、別の事件で拘置中の男、そして、寺崎の指紋が検出された。
 そこで問題になったのは、残る1つの指紋と復元されたコップから出てきた指紋。だが、「父の様子がおかしい」と相談にきた香織の持っていた実父・鹿野の写真を見た岩崎は、思わぬ事実に気付いて――。