辺警護 11』



望月 四郎 * 勝野  洋
立花 直美 * 涼風 真世
野田 浩三 * 北村 総一朗
岩本 大作 * 阿藤  快
西村 直也 * 尾美としのり
結城 良介 * 山下 徹太
津島 信江 * いしだ あゆみ
津島 裕一 * 大和田 伸也
鷲尾 恒夫 * 内浦 純一
鷲尾 千賀子 * 高林 由紀子
鷲尾 邦夫 * 水谷 貞雄
園山 秀一 * 進藤 健太郎
津島 美保 * 嶋田 奏子
上原 紀子 * 落合 るみ


企   画 * 酒井 浩至
脚   本 * 奥村 俊雄
監   督 * 山本  厚
チーフプロデューサー * 増田 一穂
プロデューサー * 服部 比佐夫
    * 宮城 二郎
音   楽 * 川村 栄二





 都内のマンションで上原紀子(落合るみ)というOLが、階段で突き飛ばされて転落死する事件が発生。捜査を進めた警察は、ジョギング中の町工場経営者・津島裕一(大和田伸也)が逃走する犯人の顔を目撃した、との情報を入手した。だが、津島は警察に対し、なぜか事件当時は自宅にいたと関与を否定。津島の妻・信江(いしだあゆみ)も夫と同じように証言した。

 まもなく、その津島が駅のプラットホームと工事現場でたて続けに殺されかけた。警察は、OL殺しの犯人が津島の口封じを狙っていると察知。望月(勝野洋)のチームは、津島が犯人の名を明かすまでその身辺を警護することになった。
 犯人が津島を知っているということは、2人の間に何か繋がりがあるはずであった。だが、津島は望月らに全く非協力的。だが、津島夫婦の一人娘・美保(嶋田奏子)が半年前に自殺していたと知った望月は、それが今回の事件に深く関係していると見た。信江は親しく言葉を交わすようになった直美(涼風真世)に、「娘は警察に殺された」と言っていたのだ。

 その自殺とは、当時21歳で婚約者がいた美保が以前交際していた男に付きまとわれ、婚約者が交通事故死した後、歩道橋から転落して死亡したというもの。美保が男に付きまとわれている間、津島夫婦は警察に警護を要請したが、自殺は起きてしまったらしい。
 だが、自殺を扱かった所轄を訪ねた望月らは、美保の自殺、さらに婚約者の死にも不審な部分があり、捜査が継続中だと知った。担当刑事によると、美保に付きまとっていた男は鷲尾恒夫(内浦純一)という大学生。ただ、鷲尾は美保が“自殺”した頃、別の場所で傷害事件を起こしており、それがアリバイという形になっていた。

 まもなく、津島が、警官から強奪された拳銃で狙撃される事件が発生。逆に、鷲尾の方は、乗っているバイクに細工されたり、毒を盛られかけていたことが分かった。
 鷲尾は大手自動車部品メーカー創業者の御曹子で、優等生と凶暴な男という2つの顔を持つといわれている人物。関係者の話から、鷲尾が紀子を付け回していたと知った望月は、津島が目撃した男がやはり鷲尾だったと確信。さらに、美保の自殺の際に主張していたアリバイが嘘だったことから、美保や婚約者の死にも鷲尾が関与しているとにらんだ。
 だが、望月らは、津島夫婦も密かに鷲尾の命を狙っていると気付いて――。