軽井沢ミステリー(3)
待ち人』



北原 風子 * 高橋 由美子
森崎 木の葉 * 菊池 麻衣子
北原 辰子 * 丘 みつ子
水木 涼子 * 紺野 美沙子
深山 友和 * 小野寺 昭
深山 渓子 * 坂口 良子
河合 雪乃 * 井上 晴美
岩田 隆一 * 李  鐘浩
岩田 春男 * 山谷 初男
手塚 慎吾 * 正名 僕蔵
田代 信一 * 河西 健司
長野 悠二 * 大塚 陽介
水木  桜 * 磯辺 詩織


企   画 * 酒井 浩至
脚   本 * 田子 明弘
演   出 * 雨宮  望
チーフプロデューサー * 増田 一穂
プロデューサー * 前田 伸一郎
    * 森  雅弘
音   楽 * 糸川 玲子





風子(高橋由美子)が働く『軽井沢フォレスト』代表の水木涼子(紺野美沙子)が、久しぶりに再会した大学の先輩・深山渓子(坂口良子)と、渓子の別荘で食事会をすることになった。別荘には、渓子の夫で設計事務所をやっている深山友和(小野寺昭)はもちろん、風子や木の葉(菊池麻衣子)もつめかける。渓子と深山には子供がなかったが、2人は新婚のラブラブ状態に思えた。

だが、そこに深山の部下・河合雪乃(井上晴美)が現れたことから、場の雰囲気は一変した。渓子と、その渓子が呼んだらしい雪乃とのピリピリとした緊張関係が露見。その夜、深山が別荘ではなく、雪乃がいるホテルに泊まると言い出したこともあり、不倫絡みの三角関係が見えてきたのだ。
深山と渓子が急性アルコール中毒騒ぎを起こしたのがきっかけで、雪乃が母子手帳を持っていることが判明。これを知った渓子が怒りの表情を見せる。木の葉が直接質したところによると、雪乃は現在妊娠4ヶ月で、お腹の子供の父親・深山のためにも、絶対に産むと宣言していた。

しばらくして、風子らが企画した雪中ハイクで、参加していた渓子が何者かに押されて沢に転落する事件が発生した。風子らは、すぐさま雪の上に出来た足跡をたどって追跡するが、犯人に追いつくことが出来ない。警察の事情聴取で、渓子は、赤い服を着た雪乃が逃げていったと証言。だが、深山が雪乃のアリバイを証言したことから、警察の捜査は行き詰まった。
お見舞いがてらに別荘を訪ねた風子、涼子らは、渓子が10年も前から不妊治療をしてきたと知った。自分が昔子宮筋腫の手術をしたことが子供が出来ない原因だ、という渓子。風子らは、離婚届をすでに深山に渡したという渓子から不妊治療の苦しさを明かされて、返す言葉がない。

そんな中、ひょんなことから深山と渓子の急性アルコール中毒の原因がチョコダケという毒キノコと判明。これを聞いた深山の話から、夫婦関係を修復したい渓子がこの毒キノコを使用し、さらに沢に転落した一件も渓子の狂言らしいことが分かった。だが、風子や涼子は、その後、深山の口から出てきた言葉に愕然となった。なんと、先日検査をした結果、渓子の不妊の原因が自分の方にあった、と深山は明かしたのだ。風子や涼子は、深山にぜひとも渓子ともう一度話し合うよう勧める。

しかし、翌日、渓子の別荘に行った風子らは、深山の他殺死体を発見。風子の母で署長の辰子(丘みつ子)の陣頭指揮で捜査を始めた警察は、凶器を氷の塊と特定。様々な状況証拠から、一人雪山に入った雪乃に対する容疑が高まるが――。