『わが街VIII』

<出演>

森田 吾郎 渡辺  謙
    繭 有森 也実
鳴海 成巳 蟹江 敬三
向井 春雄 平田  満
栗山 隼人 川野 太郎
綿貫  勝 松井 範雄
坂東 清文 勝部 演之
片桐 美和 久野真紀子
赤沢  勉 柄沢 次郎
岡村 映子 元井須美子
岡村 勝広 淵野 直之

<スタッフ>

原  作  エド・マクベイン
    (87分署シリーズ
      『大いなる手がかり』より)

脚  本  鎌田 敏夫
監  督  吉川 一義
プロデューサー赤司 学文
      石川 好弘
企  画  長富忠裕



<あらすじ>

 吾郎(渡辺謙)が、カバンの中に入った若い女の腕を発見。西月島署の刑事課の面々は、カバンを置き去ったレインコート姿の犯人と見て捜査に乗り出した。遺体の断面から判断すると、使用された"刃物"は前例がないほど鋭利なもので、特定不可能。カバンから検出された金属粉や繊維から、犯人が特殊な場所で働いていることが想像された。

 捜査陣はまもなく手首を発見。刑事課に掛かってきた女の匿名電話から、被害者が26歳の元OL・前川純子と判明した。

 吾郎らは、かつて純子が一緒に旅行をしたことがある大学の研究員・赤沢勉(柄沢次郎)に着目。彼の研究室には、高圧の水の噴射でどんな物質でも切断可能な"アクア・ジェット・カッター"のほか、例のカバンの中から検出された金属などが揃っていた。赤沢は、純子と付き合っていたことは認めたものの、一生を棒に振るようなことはしない、と犯行を全面否認。

 ところが程なく、パソコン通信のネットにあった情報がきっかけで、赤沢の服毒死体が発見された。赤沢が出したとみられるパソコン情報は遺書で、純子の残りの遺体を埋めた場所も含まれていた。純子の死体を発見した捜査陣は、純子を殺した赤沢が罪悪感にさいなまれて自殺した、との結論に傾いた。

 しかし、パスワードと本人のニックネームさえ知っていれば、誰でもパソコンネットに情報を送れると判明。吾郎らは、他殺の可能性もあるとみて捜査を継続した。