救急指定病院8

<出演>
  <スタッフ>
小諸久美子 池上季実子 脚  本 渡辺 義則
青木 菖子 角替 和枝 監  督 真船 匡氏
小諸 大悟 下村 洋平 プロデューサー 伊藤 祥二
仙波 初美 根岸 季衣 近藤  晋
工藤 克枝 佐々木すみ江 藤田 裕一
仙波 由佳 蟹江 桃子 音  楽 丸谷 晴彦
仙波 杉男 南川  昊 企  画 長富 忠裕
小川 房子 田根 楽子
墨田美由紀 吉田真希子
津山 刑事 楠見彰太郎
中辻 婦長 野川由美子
中辻 郁夫 北村総一朗


<あらすじ>

 総合病院の看護婦主任・小諸久美子(池上季実子)の姉でフリーライターの青木菖子(角替和枝)が十二指腸潰瘍で内科病棟に入院した。6人部屋の病室は、喘息のファッションモデル・墨田美由紀(吉田真希子)、少し前まで小料理屋をやっていた糖尿病の工藤克枝(佐々木すみ江)などがいてにぎやか。

 ところが、克枝が点滴にインシュリンを混入され昏睡状態になる殺人未遂事件が発生。久美子も顔見知りの刑事・津山(楠見彰太郎)らが駆けつけ、克枝の周辺捜査が始まった。

 実は、少し前、病院の内科医が何物かに襲われてパソコンを奪われたのだが、そのフロッピーに入院患者の病状・投薬データが全て入力されていた。つまり、犯人は克枝の命を狙うため、計画的に犯行を進めたとみられたのだ。

 警察は、当初、喘息の投薬のことで克枝と口喧嘩をした美由紀に疑いを向けるが、事件当夜の菖子の証言でシロと判明。捜査の範囲は克枝の周囲に絞られた。

 71歳の克枝は、入院直後、久美子の取り持ちで、30年前養女に出した実の娘・仙波初美(根岸季衣)と再会していた。初美は現在、電気店を経営する夫の仙波杉男、短大生の一人娘・由佳(蟹江桃子)と3人暮らし。自分の病状を知り、弱気になった克枝は店をたたんで手にした小金を手土産に、同居を申し込んでいたのだ。そして、もう1人、克枝の店を長らく手伝い、今回の閉店でクビになった52歳の小川房子(田根楽子)も容疑者のリストに載った。

 菖子が、犯人をパソコンが扱え多額の借金をしている仙波だと推理─。そんな中、久美子は、初美らから話を聞いた。更年期障害の影響で苦しい思いをし、娘を手離した、という克枝。 健康上の問題とはいえ、簡単にわが娘を養女に出した母の愛を疑う初美。

 久美子は、折から、婦長の中辻(野川由美子)が更年期障害で苦しんでいるのを目の当たりにしたこともあり、2人の気持ちをそれぞれ理解できた。

 まもなく、初美が仙波と大喧嘩をして家出し、行方不明になった。久美子と菖子は、警察への通報を拒む仙波と由佳が何か秘密を隠していると気付くが、2人はそれを明かそうとはしない。だが、自殺を怖れる久美子の懸命の説得で、由佳が折れ、津山に連絡。久美子と菖子は、母は無実と断言する由佳と共に初美の捜索を急いだ─。