小京都ミステリー(23)
水郷柳川殺人事件

<出演>
  <スタッフ>
柏木 尚子 片平なぎさ 脚  本 安本 莞二
山本 克也 船越英一郎 監  督 南部 英夫
富田 一枝 濱田 万葉 プロデューサー 前田伸一郎
樺島 綾乃 吉野 公佳 野木小四郎
松下 高士 田中  実 音  楽 丸谷 晴彦
富田政太郎 長門 裕之 企  画 長富 忠裕
富田 ハナ 南田 洋子
日比木康夫 新  克利
尾   崎 中西 良太
樺島 ユキ 上原 由恵
樺島 フミ 磯村千花子


<あらすじ>
 フリーライターの柏木尚子(片平なぎさ)と相棒のカメラマン・山本克也(船越英一郎)が、今回、結婚式の取材で訪れたのは、福岡県の小京都・甘木市秋月と水郷の町・柳川。地元の式場ののブライダル・コーディネーター、富田一枝(濱田万葉)に、近々、結婚する警察官の松下高士(田中実)とOL・樺島綾乃(吉野公佳)のカップルを紹介された尚子らは、さっそく取材を開始した。

 綾乃は、11年前、母が病死したため。現在は祖母と2人暮し。高士も母ひとり子ひとりで、県の土木関係の公務員だった父親は、18年前、汚職の容疑をかけられ、潔白を訴える遺書を残して自殺していた。そして、一枝の父・富田政太郎(長門裕之)は、この汚職事件の秘密を握ったまま失踪しているようであった。

 そんな折、克也が、東京では有名な借金取り立てのプロ・尾崎(中西良太)を目撃。まもなく、柳川城址で、その尾崎の転落変死体が発見された。情報によると、富田は多額の借金を抱えていたとのこと。尚子らは、富田が東京から追ってきた尾崎を殺した可能性が高いとにらんだ。

 一枝の家に行った尚子は、母のハナ(南田洋子)と一枝の家に出入りしている会社社長の日比木康夫(新克利)に出会った。日比木と富田は幼馴染みで、富田の失踪後、日比木は一枝らの面倒を見ていたのだ。

 なんとか、富田に会って事実関係を聞きたい尚子は、死んだ尾崎が漏らしていた言葉をたよりに甘木市内を捜索。まもなく、思わぬ情報を入手した。綾乃はなんと富田の娘だったのだ。つまり、綾乃と一枝は異母姉妹。高士は、自分の結婚相手が"親の仇"富田の娘と気付いていないらしい。

 しばらくして、疫病神ともいうべき富田の溺死変死体が発見され高士が自首した。上司の事情聴取に対し、事件当日、偶然富田に出会った高士は、亡父のことをバカにされ、思わず拳で殴り倒したという。

 だが、高士は真犯人ではなかった。溺死した富田の頭には、実は鈍器で殴られたような跡があったのだ。

 調査を進めるうち、尚子らが目を付けたのは一枝だった。一枝が弓道でかなりの腕前だと知った尚子らは、矢の先に鉄球をつけ、富田目がけて射た、と推理したのだ。尚子らに追求された一枝は、その事実を認めるが─。