転勤判事4

<出演>
  <スタッフ>
二宮 純子 渡辺えり子 脚  本 石倉 保志
二宮ふたば 渡辺美佐子 監  督 増田 天平
駒田 とみ 久松 夕子 プロデューサー 伊藤 祥二
山中  晃 山路 和弘 赤司 学文
山中 早苗 岡 まゆみ 企  画 長富 忠裕
山中 敬子 碇 由貴子
高田 真弓 久野真紀子
北村 和彦 高橋 克明
佐竹 昭代 吉田日出子


<あらすじ>
 岐阜地裁に移った判事・二宮純子(渡辺えり子)は、赴任早々、県東部の岩村町で発生した殺人事件を担当することになった。

 この事件は、主婦・山中早苗(岡まゆみ)が夫の山中晃(山路和弘)を、口論の末、包丁で刺殺した、というもの。起訴状のよると、犯行があった日は、2人の娘で6歳になる敬子(碇由貴子)の誕生日。台所で、誕生祝いとお盆の準備をしていた早苗は、愛人を作りひんぱんに外泊していた山中が急に出かける、と言い出したことから口喧嘩。揉み合いの末、早苗は包丁で山中の腹を刺し逃走した。山中は電話をしようとしたが、倒れて後頭部を打ち、そのまま失血死していたのだ。

 純子と共に公判を担当した判事補・北村(高橋克明)は、早苗が救急車を呼ばなかったことが殺意に通じる、と指摘。早苗への殺人罪適用を主張する。

 その頃、純子の官舎に押しかけてきた義母のふたばは、提灯屋で駒田とみ(久松夕子)という老婆と仲良くなり、自宅がある岩村町に足を伸ばしていた。このとみから偶然裁判の話を聞きふたばは、さっそく"調査"を開始した。実は、とみは、普段から近くの山中家に出入りしており、敬子を自分の孫のようにかわいがっていたらしいのだ。

 第2回の公判で法廷に立ったこのとみが、思わぬ事を証言した。とみは、事件直後、山中の愛人でバーのママをしている高田真弓(久野真紀子)が山中家から出てきた、というのだ。事件当時、自宅にいた、とアリバイを主張していた真弓は、この証言に真っ向から異義を唱える。

 その傷の程度から判断すると、山中は刺されたあと20分程生きていたはずで、頭を打ち意識を失ったことが失血死につながったのは間違いない。純子は、山中の頭の傷が後頭部にあったことから、早苗以外の人間の介在を考えた。つまり、腹を刺されて前かがみになっている山中が自ら転んで後頭部を打つとは思えなかったのだ。また、山中の爪の間から検出された絹の繊維片についても出所が明確ではなかった。

 まもなく、事件の日の朝、とみが山中に500万円を貸していたと判明。山中家から出てきた真弓が銀行の袋を持っていた、ととみが証言したことから、真弓に対する疑惑が高まった。

 純子は、事件の経過を明らかにしようと、部長判事の佐竹昭代(吉田日出子)に現場検証を提案。やがて、早苗、真弓、とみらが参加する中、事件の再現が始まった。

 真弓は、純子の追及に、事件直後、現場に行った、と証言を翻すが─。