警視庁鑑識班6

<出演>
  <スタッフ>
今井 隆之 渡辺  謙 脚  本 鎌田 敏夫
古田 あい 永島 瑛子 監  督 田中  登
境 紀美子 水島かおり チーフプロデューサー 重松  修
川勝 富雄 石橋 蓮司 プロデューサー 伊藤 祥二
古田  悟 山口 真司 赤司 学文
棚   橋 岩崎ひろし 石川 好弘
永尾 一成 鶴田  忍 企  画 長富 忠裕
杉本 康文 立川 三貴


<あらすじ>
 警視庁の共助課に所属する"窓際"刑事・今井隆之(渡辺謙)に、詐欺容疑などで指名手配中の川本幸子(水島かおり)を捜索するよう命令が出た。名前を変え各地を転々としている幸子には、あと1ヵ月程で時効になるこの詐欺容疑のほか、2件の殺人容疑もある。幸子が青森の八戸市にいるらしい、との情報を入手した今井は、直ちに単身現地に向った。

 幸子に関する資料は、数枚の顔写真のみで、指紋などについては一切不詳。だた、左肩甲骨の下に5センチ位の傷痕があり、ヘビースモーカーであることは分っていた。

 八戸市内に到着した今井は身分を隠し、タクシー会社にもぐり込んだ。八戸の人口は24・5万人。タクシーの運転手なら人と接する機会も多く、より多くの情報をキャッチできる。求人担当・棚橋(岩崎ひろし)の運転指導を受けた今井は、さっそく"営業"を始めた。

 仕事にも慣れた頃、顔見知りになった無線係・古田あい(永島瑛子)の頼みでホームパーティーに参加、そこで幸子そっくりの女と出食わした。その女は、あいの兄で資産家として知られる古田悟(山口真司)の内縁の妻・境紀美子。悟の話によると、紀美子は以前、弘前のクラブで働いていたらしい。みんなの前ではタバコを吸わない、と言っていた紀美子が、隠れて吸っているのを目撃した今井は、ますます"紀美子が幸子である"との心象を強くした。

 あいが自分に気があるとみた今井は、思い切って紀美子の背中の傷の確認を頼んだ。結果は"クロ"。だが、あいが今井のことを臭わせたことから、紀美子は急に姿をくらました。紀美子が幸子だと確信した今井は、慌てて地元八戸署に連絡。翌日、悟と幸子と思しき男女の黒コゲ心中死体が発見された。女は幸子のアクセサリーを付けており、あいの家族は本人だ、と断言する。

 しかし、解剖の結果、女の遺体の肺に喫煙の痕跡はなく、幸子がどこかで生きていると判明。あいが行方不明になっていたことから、今井は、あいが幸子の身代わりとして殺されたのではないか、と心を痛めた。

 そんな中、あいと幸子の2人が近くの温泉旅館に泊まったらしい、との連絡が入った。まもなく、今井の携帯に道路の看板を読んでいるらしいあの声が入って─。