当番弁護士7

<出演>
  <スタッフ>
梶原 藤子 坂口 良子 原  案 小杉 健治
久保 律子 宮下 順子 脚  本 石松 愛弘
久保 健一 笠原 秀幸 監  督 田村浩太朗
間宮かおり 市川 奈々 チーフプロデューサー 重松  修
間宮 節子 麻丘めぐみ プロデューサー 酒井 浩至
新井 和己 羽場 裕一 磯田 啓二
吉野 絹代 有沢妃呂子 大西 悦子
間宮 誠一 野口 雅弘 音  楽 大谷 和夫
園井 道夫 小野寺 昭
梶原 陽子 宮川由起子


<あらすじ>
 女子高生の転落死事件が発生、現場で“ぼくが殺した”と嗚咽を漏らしていた高校1年の久保健一が逮捕された。当番弁護士の梶原藤子は、娘の陽子(宮川由起子)を通して健一を知っていたこともあり、直ちに活動を開始した。

 被害者は健一のクラスメイト・間宮かおり。かおりは役所勤めの父・間宮誠一(野口雅弘)、お花の先生をしている母・節子(麻丘めぐみ)と3人暮らし。担任の新井(羽場裕一)は、特に悩みを抱えているようには見えなかった、という。

 警察の取り調べに対し、健一は、自分がかおりを突き落とした、と供述。逮捕された際、健一がかおりの上着のボタンを握っていたことから、2人が現場の建物の屋上で揉み合ったことが証明されていた。

 健一はスナックのママをしている母・律子(宮下順子)と2人暮らし。律子は、かおりは自殺したに違いない、と言い張る。藤子は、健一が少し前に起こしたカンニング騒ぎが、事件を複雑にしていると気付いた。

 これは、健一がクラスの仲間と悪戯半分でやったものだが、新井がかばわなかったため、健一だけが1週間の謹慎処分を受けていた。ずっと学年で1番の成績を通していた健一だが、これで一流大への推薦入学が消えたらしい。藤子は、健一に接見し事情を聞くが、健一は貝のように口を閉ざしたままであった。

 そんな折、新井の他殺死体が学校の美術室で発見された。警察は残留指紋、目撃証言などから律子を拘束。律子は、新井に会いに行ったことを認めつつも、犯行は否認した。だが、新井と親しい保健科教師・吉野絹代(有沢妃呂子)が、律子が色仕掛けで健一のカンニング揉み消しを謀っていた、と証言。男関係がルーズと噂される律子の立場は、かなり悪くなった。

 やがて始まった審判の中で、律子の私生活を目の当たりにしている健一が、女を『汚い』という意識でとらえていることが分かった。互いに好意を抱き合っていたにもかかわらず、健一はかおりを殴ることもあったらしい。そして、それがきっかけで新井に呼び出されたかおりは、以降、“死にたい”と口走るようになった、という。

 健一は、藤子の必死の説得で、まもなく、かおりの死が自殺だったと証言。藤子は、次にかおりが“死にたい”と漏らした本当の理由を探し始めた。

 その結果、かおりが、「あんたのふしだらさを、私は知っている」という律子の言葉が引き金になって自殺した、と判明。改めて律子から話を聞いた藤子は、衝撃の事実を知った─。