身辺警護3

<出演>
  <スタッフ>
望月 四郎 勝野 洋 脚  本 奥村 俊雄
新藤 貴子 香山 美子 監  督 山本 厚
桂木 健介 渡辺 裕之 チーフプロデューサー 重松  修
西村 直也 尾美としのり プロデューサー 服部比佐夫
松井 弓子 畠山 明子 宮城 二郎
田所捜査一課長 大林 丈史 音  楽 川村 栄二
坂上 良一 新井 康弘 企  画 長富 忠裕
坂上 恵一 宮本 充    
森下 慎二 山田 吾一    
松下 洋一 早川 純一    


<あらすじ>
 教育評論家として評判の高い元中学教師の新藤貴子が2度にわたって狙撃を受けた。弾丸の条痕から、使用された拳銃は数日前、都内の巡査から強奪されたものと判明。警視庁は捜査と並行して、捜査一課所属の身辺警護班に出動を命じた。

 身辺警護班は、望月四郎を班長とし、桂木健介、西村直也(尾美としのり)、松井弓子(畠山明子)の計4名。拳銃にはまだ3発の弾丸が残っており、望月の責任は重大であった。班の中で一番燃えていたのは、偶然にも愛知県蒲郡の中学で貴子の世話になった元教え子の桂木。両親を早く亡くした桂木はヒマワリの好きな貴子を母のように慕っていた。

 貴子の経歴は、桂木が上京し高校に進学した同じ年に蒲郡の中学を辞めてカンボジアに渡り、その後、イギリスで実践教育を学んで帰国、都内の名門女子中学で15年教鞭を取った。どこの学校でも貴子の評価は高く、文句のつけようがない。ただ、22年前の蒲郡の時代、坂上良一(新井康弘)という貴子のクラスの生徒の父親が変死した事件と、3年前、3人の高校生に乱暴されそうになった女子生徒を貴子が助けた事件が今回の狙撃に関係がありそうだった。

 なんとしても犯人を逮捕したい桂木は、望月の命令を無視して3年前の暴行未遂事件を洗った。だが、今回の事件とは無関係。まもなく3回目の狙撃があり、今度は防弾チョッキを着けていた西村が被弾してしまった。

そんな中、西村と弓子の証言から、貴子がわざと犯人に体を向けていたフシがあることが分かった。貴子はそれを否定。だが、次の襲撃に居合わせた桂木は、犯人が中学の同級生・坂上だと確認。今回の事件が22年前の坂上の父親・坂上恵一(宮本充)の変死事件に関係している可能性が強くなった。

 資料によると、22年前の変死は、渓谷の崖の上からの転落事件。現場には争った跡があり、他殺の線が濃厚だった。坂上の父は女癖が悪いことで評判だった男。当時を知る元刑事・森本(山田吾一)とは、足跡から争った相手が女だとにらんでいた。

 森本の話によると、事件後、崖の上の現場で珍しいヒマワリが咲いていた。桂木は、その花が貴子の庭にあったことを思い出し、坂上の父と争った人物が貴子だと気付いた。

 だが、坂上の父の悪仲間だった男に会った桂木は、思わぬ話を聞き言葉を失った。なんと坂上の父は、家庭訪問にやってきた貴子に乱暴。このため貴子は妊娠したようなのだ。桂木は、貴子の部屋に若い娘の写真があったことを思い出し、その子が坂上の子だと直感した。