検事霞夕子(14)
早朝の手紙

<出演>
  <スタッフ>
霞  夕子 鷲尾いさ子 原  作 夏樹 静子
坪内 昇子 床嶋 佳子 (「早朝の手紙」より))
安部 聡美 沖  直未 脚  本 中岡 京平
槙 みさき あめくみちこ 監  督 猪崎 宣昭
槙 圭一郎 西田  健 チーフプロデューサー 佐藤  敦
槙  輝一 長塚 圭史 プロデューサー 佐光 千尋
球磨功三郎 斉藤 洋介 安部 夏彦
霞  瑞江 朝丘 雪路 川村 庄子
霞  友行 村田 雄治 音  楽 糸川 玲子
矢嶋 満作 織本 順吉 企  画 酒井 浩至
大河内 毅 浜田  晃    


<あらすじ>
横浜港が程近い高層マンションの一室で男の他殺死体がみつかった。殺されたのは美術評論家の槙圭一郎で、凶器はそばに置かれていた果物ナイフ。周辺を調べた捜査陣は、屋上で首吊り自殺をしている槙の妻・みさきを発見。みさきの衣類に槙の返り血が付着していたことから、みさきが槙を殺害し、その後、自殺した線が強くなった。

 みさきの母は3年前に死亡、父親・矢嶋満作(織本順吉)は2年前に倒れて療養所でリハビリ中。そんなことが原因で、みさきは軽度の鬱病にかかっていたのだ。

 だが、検死に立ち会った夕子は、みさきの手や顔に返り血がほとんどついていないのを見て、事件に裏があるのではないか、とにらんだ。

女子大の非常勤講師を務めている槙の女性関係は派手。事件の前日、槙がレストランで女と会っていたとの情報もあった。

 そんな中、捜査上に、槙とみさきとを結びつけた坪内昇子というインテリアデザイナーが浮上した。関係者の話によると、昇子は槙がみさきと結婚する前に付き合っていた恋人で、現場近くのマンションに住んでいる。しかし、みさきの友人という弁護士・安部聡美が、みさきから郵送された遺書を持ち警察に出頭したことから、無理心中の可能性が一段と高まった。

 まもなく、昇子、聡美、みさきの3人が中学時代からの親友だったことが判明。また、昇子の証言から、聡美には届いた遺書が昇子には届いていないことが分かった。だが、この昇子に疑いの目を向けた夕子は、ゴルフに行っていた、という昇子のアリバイに90分の空白があるのを発見。みさきの自殺を知った昇子がこの間に槙を殺したのではないかと推理した。

 夕子の調査によると、昇子、聡美、みさきの3人は実の姉妹以上に仲がいい。昇子の母親の最期の時も、中学生だった3人は一緒に看取った。その後、1人になった昇子はみさきの父・矢嶋にわが娘のように育ててもらったらしい。

 聡美が弁護士として夕子に対する攻勢を強める中、槙が5000万円の所得隠しをし、その金が矢嶋がリハビリ生活を続ける特別療養所に振り込まれていたことが分かった。

 昇子と聡美の犯行を確信した夕子は、まもなく科捜研からそれを裏付ける報告を受けて――。