| 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 | 最終話 |


「第1話」

 溜山一男(原田芳雄)は、妻の遺影を前にしてジリジリとした思いで娘たちの到着を待ち構えていた。この日は亡妻の三回忌。大磯駅近くの公団マンションで一人暮しの一男のもとに、東京近辺に住む5人娘たちがそろって集まり、顔を合わせるのだ。

 時間きっかりに到着したのは、専業主婦の次女・結夏(松本明子)とその夫でサラリーマンの福田三郎(パパイヤ鈴木)と2人の子供のみ。独身でキャリアウーマンの長女・春海(森下愛子)、テレビ局の受付嬢をしている三女の秋名(菊川怜)、漫画家の卵で無口な四女の冬夢(山川恵里佳)は全員遅刻。末っ子の五女・巡(加賀美早紀)にいたっては、現在家出中なので姿さえ見せない。

 ついに一男の忍耐力も限界。遅刻をしたことにはじまり、姉妹それぞれの欠点をあげつらって怒りを爆発させる。当然、父vs娘の大げんかとなり…。

 なんとか法事が終わり一同がホッとする中、一男は風呂敷包みの中から3000万円の札束を取り出す。そして、家を買い、みんなで住むと宣言したのだ!その金は、定年を来年に控えながら長年勤めていた教師を辞めた一男の退職金に、解約した保険金をくわえたものらしい。一男の突然の話に、娘たちはビックリ仰天。特に、結夏夫婦は翌日マンション購入の契約をすることになっており、開いた口がふさがらない。巡を除く春海、秋名、冬夢もそれぞれ独立していて、一男の話をとりあおうともしなかった。

 次の日、結夏は不動産業者に手付金を払い、無事契約を済ませる。引っ越しは7月7日。やっと手に入れた家族4人のマイホームに、結夏と三郎はバンザイ三唱。ところが、結夏らが社宅に戻ってくると、そこには仏壇と遺影を抱えた一男の姿が。公団を引き払ったという一男は、家が決まるまで結夏一家と同居するというのだ。一男が本気と知り結夏は嫌な予感が…。

 結夏の予感は的中。翌日から一男は『マウンテンハウジング』という不動産屋の山岸(塚本高史)を伴い、究極の条件で強引な家探しを始める。同時に、娘たちへのしつこい念押しを開始。春海の携帯は鳴りっぱなし、秋名の職場にも何度となく電話が。無口な冬夢には何メートルものFAXが送られる。結夏はマンションの契約を勝手に解約され、絶望的な状況に。

 しかし、そんな姉妹たちの怒りをよそに、ついに理想の物件を見つけた一男。港区白金にある3階建てのおしゃれなペンシル住宅を購入するが――。




| HOME |

本HPのテキスト及び画像(映像)の著作権は日テレ(NTV)にあります。
無断使用(転用)は、著作権、肖像権の侵害となり、禁じられています。


Copyright(C) 2002 Nippon Television Network Corporation