Yakult ホームページ
子供達に迫る危機〜今、起きていること〜
深刻化する日本人の健康〜免疫の異常とは?〜
インドの人々のライフスタイルに密着〜「免疫の異常」解明のヒント〜
プロバイオティクス〜実験!免疫との関係は?〜
子供達に迫る危機〜今、起きていること〜

2006年2月、千葉県市川市で、市内の小中学生4,556人を対象に血圧やコレステロール値など10項目を検査したところ何と241人もの子供が「生活習慣病」の疑いがあるとして再検査や病院での治療が必要という驚くべき結果が発表された。
生活習慣病とは…
高血圧症、高脂血症などの総称で最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞といった恐ろしい病気を引き起こすこともある。
またかつては成人病とも呼ばれ、子供はかからないとされていた。
和洋女子大学の村田光範(むらたみつのり)客員研究員の話ではこれは市川市だけの問題だけではなく、全国規模で見ても小学生の5人に1人は生活習慣病対策が必要といわれている。
そこで今、子供たちに起きていることに対して、自治体や病院など様々な方面で続々と対策がとられている。
三重県津市にある三重病院では、県内の小学校から肥満に悩む子供たちを募集し、親子で参加する肥満教室を開いている。
プログラム1
医師によって、今の段階で既に何か病気になっていないかを徹底的にチェック。 CT検査、超音波検査などの最新機器を使い、様々な検査を行う。
プログラム2
三重大学体育科によって考案されたダイエット運動を、検査の後、行なう。
プログラム3
運動後は、看護師さんが、子供の大好きなお菓子のカロリーや
それを消費するために必要な運動量などを指導。
プログラム4
子供達が検査や運動を行っている間、親たちが、専門の栄養士から肥満防止のための食事メニューを勉強。
プログラム5
最後は小児科の専門医が、検査結果を元に親子に対し個別指導。
食物アレルギーとは…
卵や牛乳、魚など、ある特定の食品を食べる事によって、体に蕁麻疹が出たり、呼吸が苦しくなる病気。
アレルギー疾患のスペシャリスト相模原病院の海老澤元宏(えびさわもとひろ)先生によると日本で食物アレルギーを持つ小学生は年々増加傾向にあり現在20万人いると考えられているという。
2001年には食品衛生法によって、食物アレルギーの出やすい5つの品目に関してこの品目が使われている商品に表示が義務付けられている。
こういった状況を受けて松本市では、給食センターにアレルギー対応食専用の調理室を設け、食物アレルギーを持つ小中学生向けに、症状に応じた献立を提供する体制をとっている。
例えば「ハンバーグ」の場合は、卵アレルギーの子供用に卵を使わず、でんぷんをつなぎにして作る。
「さばの味噌煮」の場合は、さばアレルギーの子供用には他の魚を代用。
このように松本市では食物アレルギーを持つ生徒一人一人に合わせた給食を作っている。
松本市立芳川小学校では、給食の時間になると食物アレルギーを持つ子供本人が職員室に直接取りに来て、教師が確認した上で、給食を持っていく。
さらに、教室ではアレルギー対応食を食べたのが本人であることを確認しサインするという徹底ぶり。
このように現在では、親はもちろん、自治体や病院、学校が積極的に取り組むことが重要になってきている。
 

TOPページへ