Huluエピソード1シアター

盛り上がります最終話。
激しく甘く切なく…「ショーシャンクの空に」監督自ら執筆した脚本を堪能ください!!

シーズン1の最後のエピソード。
渾身のクリエイティブを投入して制作したであろう最終回。

予想通り、
数多くの展開が盛り込まれております。
中には、ウォーキング・デッドに珍しいセクシーなシーン(少し)、
そして勝負をかけたと思われるド派手なシーンも!

おそらくこの放送段階で、
シーズン2の継続も決定していたのでしょう。
先につながるイヤーな余韻、希望の布石、
気になる謎が巧みに仕込まれます。

↓この写真も主人公(リック)に博士が何やら
大事なことをつぶやいているんですけど…気になりますよねぇ。

©TWD productions LLC Courtesy of AMC/provided by FOX channel

とはいえ、この回で一旦の区切りをつけている終わり方も
製作陣のドラマに対する凛々しさがにじみ出ております。

この第6話、本国アメリカでは7年前の2010/12/5に放送。
続編のシーズン2の第1話は2011/10/16に放送。
ファンはどんな気持ちで、この約1年の空白を過ごしたことでしょう?
当時「ウォーキング・デッドロス」という言葉はあったのでしょうか?
そのくらい心に残るエンディング。

そのエンドにしみじみと挿入される
ボブ・ディランの“明日は遠く”という曲。
「ホ」フディランではないですよ。
「ボ」ブ・ディランです。
2016年にノーベル文学賞を受賞したアノ人ですね。

「生きるとはどういうことか」を独自の言い回しで歌った曲。
このタイミング、このシーンでこの曲。うまい!

「我々はなぜ生き続けるのか?」
という、まさにウォーキング・デッドが今も追求するテーマですね。
まるでドラマ用につくられた曲のようです。

ご興味のある方は、
歌詞の翻訳を調べてみてください。ジーンときます。

余談ですが、
劇中ではサバイバル続きで、
文字通りいつも汗まみれの登場人物たち。
男女問わず、いつも薄汚れて(失礼!)いるのですが、
この回は、あることがあって、みなサッパリしてます。
先日、シーズン8のレッドカーペット取材の現場でも思いましたが、
さすがは役者さん!綺麗にしているとカッコよくてキレイなのです。
そんな珍しい「清潔な」登場人物の姿もたっぷり見られる回でもあります。

登場人物たちの「生きる」ことに固執する姿をみて
このドラマを見続けてみようかな、
と素直に思えるシーズン1の最終エピソード。

じっくりお楽しみください!

(text: Hulu 原園明彦)

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