
警視庁捜査一課の捜査官、いわゆる刑事。謎だらけの不可解な事件ばかりに首を突っ込むため、いつしか『特別班』、通称『ベッパン』と呼ばれるようになった。
“ごく普通の29歳”のファッションで捜査現場に現れる彼女は、およそ刑事には見えない、笑顔の愛らしい女性。でも、実は彼女は“キレモノ”。いざ、恋愛や家族愛絡みの事件に感情移入すると、どんな壁にぶつかろうがあきらめず、追い続ける。そして、大量の本を速読で読み漁り、その類まれな記憶力、女性ならではの観察眼とひらめきで、あり得ないと思われる謎も解いてゆく。
騙された男の名前は忘れても、獣のような犯罪者たちの名前は忘れても、被害者たちの名前は、「絶対に忘れない」。
でも、そんな彼女にも1つだけ解けない問題がある。それは……恋。
死体や犯罪者には強いのに、好きな男性を前にすると緊張してしまう、普段はまったく普通の29歳なのである。
そんな等身大の女捜査官が、恋にくじけず、犯人の追跡も決してあきらめず、謎に満ちた事件に、果敢に挑んでいく。
