ストーリー

ゴーレムに占拠された終末世界。とある刑務所を拠点とするコミュニティがあった。

そのグループのリーダーは、経済界を牽引していた新山財団会長の娘・新山明日葉(玉城ティナ)。

そして彼女を支える元財団幹部の従者・加州宗一(溝端淳平)ら財団グループのコミュニティ。


一方で、その刑務所には、ゴーレムウィルスが蔓延する以前から収監されていた囚人たちも同居するという緊張状態が続いていた。下村海斗(前田公輝)、海斗の兄・陸斗(姜暢雄)の兄弟を中心とした極悪非道な犯罪者たちは明日葉たちの隙をうかがっている様子で―――。


そこに現れた、間宮響(竹内涼真)。

最愛の人・来美(中条あやみ)を亡くし、愛しい娘・ミライを奪われた彼は、ミライを探して旅を続けていた。かつての仲間・柊木佳奈恵(飯豊まりえ)と再会するが、そこには、佳奈恵が知る響ではなく、別人のように変わってしまった彼の姿があった。


そんな中、ミライにつながるヒントを手に入れる響。―――それは<ユートピア>と呼ばれる場所。

ゴーレムもいない、食糧も豊富に揃っていて、文明が今も続く理想郷―――。そこに、ミライがいるかもしれないという。

しかし、<ユートピア>に入るには人数制限という条件があると知る。

そんな時、それまで抑制されていた囚人たちが脱獄、<ユートピア>への権利を巡り、明日葉たち財団グループとの血で血を洗う壮絶な生き残りを賭けたバトルロイヤルが始まってしまう―――。


響は、ミライを取り戻すため<ユートピア>に辿り着けるのか?

果たして彼の運命は―――!?


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