ある夜。アリゾナ州の砂漠で、消防士の試験に向けて特訓をしていたウェイン(ショーン・ウィリアム・スコット)の目の前に、隕石が落下した。近くの大学で生物学を教えているアイラ(デビッド・ドゥカブニー)は、地質への影響を調査することになった同僚のハリー(オーランド・ジョーンズ)とともに落下現場の洞窟へ向かう。隕石の表面からは血のように流れ出す液体が…。異常を認めた2人はその液体を採取することに成功する。
大学に戻ったアイラは早速その液体を分析。すると、ものすごい速さで増殖を続ける未知の単細胞生物がうごめいていた。しかもその生物は、アイラが少し目を離した隙に多細胞生物へと進化。数時間で2億年分の成長を遂げた計算になる。アイラとハリーは世紀の発見だと大喜び。学生たちを連れて再び現場を訪れることに。
隕石の落下現場は一夜にして様変わりしていた。地面にはキノコのような植物が生え、ゲジゲジのような生命体で埋め尽くされていたのだ。酸素に触れた途端死んでしまう生命体を、地下の気体ごと採取すると、やがてその生命体は分裂し、増殖を重ねていく。その頃、ウェインがバイトをしている高級カントリー・クラブでも、同じような生命体が見つかっていた。
より詳しく調べるためにアイラは三度現場へ向かうが、既に国防相が洞窟を占拠した後だった。しかも現場を指揮していたのはアイラのかつての上官、ウッドマン将軍(テッド・レバイン)。問答無用のウッドマンと、高圧的な調査官、アリソン・リード博士(ジュリアン・ムーア)に押し切られてその場を立ち去るアイラとハリー。2人は調査の権利を取り戻すべく裁判所に訴え出るが、逆にアイラの知られたくない過去をバラされる結果に。しかもそのドサクサに紛れて、アイラの研究室からは採取したサンプルもデータもすべて盗み出されてしまった。
自分たちの発見を取り戻すため、アイラとハリーは変装して洞窟に忍び込むことに成功。そこは、地上では見たことのない植物が生い茂る熱帯雨林と化し、奇妙な生物が跋扈していた。なんとか生物を採取しようと悪戦苦闘する2人の姿は、監視カメラを通してアリソンに筒抜け。しかもハリーの皮膚の下に昆虫が潜り込み…! アリソンたちに捕らえられたその足で、ハリーは病院に担ぎ込まれるハメに。
同じ頃。ウェインのバイト先では、ゴルフコース内の池に潜んでいた生物に客が襲われる事件が発生。その生物は地上に出て動いている間に死んでしまったという。その死体をアイラの研究室に持ち込むウェイン。隕石にくっついていた生命体の進化の早さに改めて危機感を覚えるアイラ。そして街のはずれでは、翼が生え、酸素呼吸ができる恐竜が誕生する。その翼竜だけでなく、謎の生命体による被害が街のあちこちで発生し始めていた。ハリーによると砂漠の地下には洞窟が張り巡らされていて、その地下道を通ってエイリアンたちが拡散している可能性があるというのだ!
アイラたちは州知事のルイス(ダン・エイクロイド)と国防省の会議に乗り込むが、ウッドマンは彼らの主張を無視。しかし、アリソンはアイラたちに協力することを決意する。そして、進化し続けた生命体は凶暴な類人猿となり、地下の洞窟の監視カメラを破壊してしまった! 事態を重く見たルイス州知事は、ナパーム弾で洞窟を破壊するというウッドマンに同意。一方、アイラたちはエイリアンの繁殖力の源と重大な弱点に気付こうとしていた…!
地球を滅亡させる勢いで増殖し続ける生命体の進化を止めることができるのか? エイリアンたちの思いがけない弱点とは? すべては、勘は冴えているがちょっぴりドジな科学者たちに託された!



アリゾナの砂漠に隕石が落下した。隕石に付着していた生命体は、驚異の速さで「進化=エボリューション」を遂げ、あっという間に人類を脅かすほどに。なんとかして彼らの進化を止めなければ、人類が滅んでしまう!? 危機的状況にウダツの上がらないダメ男たちが立ち上がった! 目が3つある可愛らしい“スマイルマーク”も人気となったSFコメディの登場だ。
「X−ファイル」シリーズで女性ファンを虜にしたデビッド・ドゥカブニーが、本当はキレ者なのに不祥事で地方の大学に飛ばされている生物学者・アイラでコメディ演技に挑戦。彼の相棒には、「悪いことしましョ!」などのコメディから「ダレン・シャン」まで幅広い活躍を見せるオーランド・ジョーンズ。そして彼らと対立する軍の調査員には、「ブギーナイツ」「めぐりあう時間たち」などアカデミー賞常連女優のジュリアン・ムーア。シリアスな演技の印象が強い彼女が、気は強いけれど何もないトコロで転びまくるドジな女性を好演している。