死喰い人との戦いで、敬愛するシリウス・ブラックを失ったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)。ヴォルデモートの復活で勢いを増した死喰い人たちの脅威は、魔法界だけでなくマグル=人間の世界にも及び始め、ロンドンは暗い死の恐怖に怯えていた。そんな中、夏休み中のハリーの前にダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)が現れ、問答無用で彼を小さな村の廃屋へ連れて行く。そこに隠れていたのはスラグホーン(ジム・ブロードベント)。かつてホグワーツ魔法魔術学校で魔法薬学を教えていた彼は、ダンブルドアの盟友でもあった。ある出来事を機に学校を退職していたスラグホーンだが、魔法界の「選ばれし者」ハリーを教え子にできるという誘惑に勝てず、ホグワーツに戻ることになる。
同じ頃、スネイプ(アラン・リックマン)のもとを、ドラコ(トム・フェルトン)の母・ナルシッサ(ヘレン・マクローリー)が姉のベラトリックス(ヘレナ・ボナム=カーター)とともに訪れていた。ヴォルデモートから危険な任務を任されたドラコが危機に陥った時に、力を貸してくれるようスネイプに頼むためだった。ベラトリックスに言われるままに“破れぬ誓い”を立てたスネイプは、自分の命を賭けてでもドラコを守ることに。
その後の夏休みをロン(ルパート・グリント)の家で過ごすことになったハリーは、彼の妹・ジニー(ボニー・ライト)と再会。魅力的に成長した彼女にトキめくが、そんな自分の気持ちの動きに戸惑うばかりだ。そして、同じくロンの家を訪れていたハーマイオニー(エマ・ワトソン)たちと新学期の準備のために出かけたダイアゴン横町で、ハリーは人目を避けるように歩くドラコを目撃。父親と似たその様子に、ハリーはドラコが死喰い人の一員になったのではと疑い、ホグワーツへ向かう特急の中でそれを確かめようと決意するのだが…。
そしてホグワーツの新学期が始まった。ジニーが恋人とラブラブな様子に気をもんでいるロンを前に、自分の気持ちを言いだせないハリー。一方、ハーマイオニーはロンへの恋心を募らせるが、鈍感なロンはそんなこととは露知らず。彼女に恋するコーマックと付き合うようけしかけてハーマイオニーを激怒させる始末。しかも、何故かロンにぞっこんのラベンダー・ブラウン(ジェシー・ケイブ)が彼に猛アタックを開始。最初は戸惑うロンだが、ハリーのいたずらで調子に乗り、その勢いでクィディッチのグリフィンドールのキーパーの座をゲット。盛り上がる生徒たちの前でラベンダーとあつ〜いキスを交わしてしまう! 傷ついたハーマイオニーは、その後ラベンダーと公認の仲になったロンと距離を置くように。
一方、ますます力を増大させるヴォルデモートと死喰い人たちに対抗するためには、ハリーに戦ってもらうしかないと決意したダンブルドア。彼はこれまで収集してきたヴォルデモートに関する情報をハリーにも見せ、ハリーとともにヴォルデモートの闇の魔術に対抗する方法を見つけようとする。その大きなカギを握るのが、スラグホーン。ダンブルドアによってホグワーツに連れてこられたヴォルデモートことトム・リドルは、スラグホーンと何らかの取引をして、“珍しい魔法”を手に入れたようなのだ。その魔法が何であるかスラグホーンから聞きだすことができれば、ヴォルデモートを倒すことができるかもしれない!
遂にヴォルデモートの不滅の生命力の謎に迫るハリーとダンブルドア。そんな2人に史上最大の危機が襲いかかる…! 忍び寄る影、そして思いがけない悲劇。ハリーはその衝撃に耐えることができるのか!?



シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開から10年。シリーズの本当の最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が7月15日に公開となった。「死の秘宝」への伏線が張り巡らされた超必見のシリーズ第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が、地上波初登場!
特にワクワクするのが、ロンの妹・ジニーへの恋心を自覚し苦悩するハリーと、自分が本当に愛する人の存在に無意識の間に気付かされるロンの年齢相応のフレッシュな恋模様。前作で見せたファーストキスで女性ファンをキュンとさせたハリー役のダニエル・ラドクリフが、今回は控えめな演技で恋の切なさを表現し、またまたファンのハートをグッと掴みまくる。セクシーなキスシーンもお楽しみに。一方、ハーマイオニーの気持ちも知らずに押しの強い女子にメロメロになってしまうロン。惚れ薬で我を失う彼の姿は爆笑もので、久しぶりにルパート・グリントのコミカルな魅力を満喫できる。そんなロンを前にヤキモキするハーマイオニーを演じるのはエマ・ワトソン。すっかり大人の女になった彼女の表情にも釘付けだ。