ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

恋に友情…熱い絆を武器に悪と闘うファンタスティックなヤツらがやってきた!

あの人気アメコミもココから生まれた!映画ファン必見の注目作が登場

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] ある日突然、透明人間になっちゃったらどうする? 空を飛べたら? あるいは身体の一部がビヨーンと伸びるようになったら? アメリカで不動の人気を誇るコミック「ファンタスティック・フォー」は、幼い頃に誰もが夢見たであろうスーパーパワーを実際に手に入れてしまった4人の男女の物語だ。日本では知名度が高いとは言えない作品だが、実は「スパイダーマン」や「X-MEN」が生まれるきっかけとなったアメコミ界のエポック的な超重要作。その映画化第1作目となる本作は、クールなアクションとコメディ、そして若者たちの恋や友情を描くドラマを同時に楽しめる、まさに映画ファン必見の注目作だ。

天才科学者のリードは、ある実験のために宇宙へ向かうことになる。同行したのは、親友の宇宙飛行士・ベン、リードの元恋人の科学者・スー、スーの弟でベンの後輩のジョニー、そしてスーに思いを寄せる実験への出資者・ビクター。しかし彼らは宇宙嵐に巻き込まれ、その強大なエネルギーのせいでDNAが変化してしまい…!

身体が自在に伸縮する力を手に入れたリード。身体を透明化したり強いバリアを出したりできるようになるスー。身体が炎のように燃え、空を飛ぶことができるジョニー。そして全身が岩のように固い皮膚で覆われてしまったベン。スーパーパワーを手に入れた4人が繰りだすアクションシーンは、スピード感たっぷりで興奮必至。特に、最新VFX技術を駆使してスーの透明な身体が「そこにある」ことを感じさせることに成功した表現力と、敢えて手間のかかる特殊メイクでベンのゴツゴツした皮膚を作りだしたスタッフの心意気には、拍手喝采!

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] そんな迫力のSFアクションに加えて、個性的なキャラクターが織りなす人間関係もドラマティック。仕事でも恋愛でも一歩引いて冷静に状況を分析する癖がついているため、結果優柔不断な性格になってしまったリード。別れた後もリードに惹かれているスー。2人の少女漫画のような恋のさや当てが、もどかしくも胸キュン。草食系のリードと肉食系のビクターの間で揺れるスーの乙女心に、世の女性たちはガッツリ感情移入してしまうはずだ。また、優しく真っ直ぐな男なのに、見た目のせいで「ザ・シング=怪物」と呼ばれ心を閉ざしていくベンと、彼を救うために自らを犠牲にしようとするリードの友情も熱い! 何があっても互いを許し合う2人の絆の強さは、胸にグッとくるものがあるだろう。

リードへの劣等感と嫉妬心にさいなまれて、生きる道を踏み外してしまう哀しき悪役・Dr.ドゥームことビクターのキャラクターも秀逸。「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの原型になったとも言われている、鉄仮面&黒づくめのコスチュームも見逃せない。

アメコミとは思えないほど繊細なヒーロー・リードを演じるのは、ヨアン・グリフィズ。気の強いヒロイン・スー役を、今ではすっかり良いママになったジェシカ・アルバが好演している。ほか、ジョニー役にはイケメン俳優クリス・エヴァンス。ベン役とビクター役を個性派俳優のマイケル・チクリスとジュリアン・マクマホンが演じている。

それぞれの超能力が引き起こす、思わずニヤリと笑ってしまう小ネタも多いので、いわゆる“アクション超大作”が苦手な方でもすんなりと世界に入って行けるはず。肩の力を抜いて気軽に楽しんでほしい、娯楽作だ。

突然思いがけない能力を手に入れた4人の男女の愛と正義の闘い

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] リード(ヨアン・グリフィズ)は大学時代から注目を集めていた天才科学者。現在は、宇宙嵐のエネルギーから人間の遺伝子とその進化を明らかにし、様々な病気の治療に役立てるという研究に全力を注いでいる。そのためには実際に宇宙に行かなければいけないのだが、スポンサー集めはなかなか思うようにいかず、計画は宙に浮いたままだった。

ある日、相棒で宇宙飛行士のベン(マイケル・チクリス)とともに、リードは大学時代の仲間で現在は若手実業家として活躍しているビクター(ジュリアン・マクマホン)のもとへ。リードの実力を知るビクターは、彼の研究に出資することを決定。それは自らの野望を実現するためのビクターの計算であり、また、リードの元恋人であり現在はビクターのもとで働く科学者・スー(ジェシカ・アルバ)の心を手に入れるための作戦でもあった。

そして、スーの弟でかつてはベンの部下として宇宙飛行士の訓練を受けていたジョニー(クリス・エヴァンス)をパイロットとして迎え、5人は宇宙ステーションへ旅立つことに。しかし、リードの計算上では6週間後と思われていた宇宙嵐が突然接近。実験のために宇宙ステーションの外に出ていたベンはその強大なパワーを直に浴びてしまい、彼を助けようとしたリードとスー、ジョニーも嵐に巻き込まれてしまった。

無事に命は取り留め地球に戻ることができたものの、入院中の4人の身体にはおかしな変化が起こり始めていた。ジョニーは全身から炎を発することができるようになり、スーは感情が高ぶると身体が突然透明化。リードは肉体を自在に伸縮できるようになったのだ。そして…。皮膚が岩のように固くなった状態から戻れなくなったベンは、その衝撃から姿を消してしまう。宇宙嵐の影響で、彼らのDNAが変化してしまったのだ。一方、実験が失敗に終わり、投資家から融資の停止をちらつかされたビクターは激しく動揺。リードとスーの距離が再び近づき始めていることへの嫉妬心にもさいなまれ、彼の心は少しずつ暗黒面にとらわれていく。

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] その頃、病院を抜け出したベンは、助けを求めようと婚約者のもとを訪れていた。しかし、その異様な姿に怯えた婚約者はベンを拒絶。絶望したベンはブルックリン・ブリッジの上から身を投げようとするが、そこに同じく自殺志願者のサラリーマンがやってくる。持ち前の優しさから彼の命を救おうとするベン。しかし彼の怪力のおかげで橋の上は警官が出動するほどの大混乱に。ベンを探している途中でその混乱に巻き込まれたリードたちは、突如起こった大爆発から人々を救い、一躍マスコミに注目される存在になる。「ファンタスティック・フォー」というチーム名をつけられて調子に乗ったジョニーは、自らを「ヒューマン・トーチ」と紹介。リードは「Mr.ファンタスティック」、スーは「インビジブル・ウーマン」、ベンは「ザ・シング」というヒーローらしい名前が付けられ、4人はNY市民から温かい歓声で迎えられた。

全員のパワーを解明し元に戻る方法を探るために、共同生活を送ることになった4人。研究が進む中、リードとスーはお互いへの思いを深めながらも、素直になれずにいた。しかし同じ頃、ビクターの身体にも思いがけない変化が起こっていた。自らの欲しいものを手に入れるためベンに近づいたビクターは、彼の心の弱みにつけこんで4人の結束を揺るがそうとする。

ベンを救うために、自分の身体を実験台にしようとするリード。そんなリードの思いに気付かず、ベンはビクターの言葉に気持ちを揺さぶられていく。そして野望にまみれたビクターのリードへの攻撃は激しさを増して行き…。果たしてリードのベンとの友情、スーとの愛の行方は? 彼らはビクターの暴走を止めることができるのか?

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

キャスト

<リード・リチャーズ>
ヨアン・グリフィズ(森川智之)
<スー・ストーム>
ジェシカ・アルバ(坂本真綾)
<ジョニー・ストーム>
クリス・エヴァンス(松風雅也)
<ベン・グリム>
マイケル・チクリス(辻親八)
<ビクター・バン・ドゥーム>
ジュリアン・マクマホン(楠大典)
<レオナード>
ハミッシュ・リンクレーター(佐々木睦)
<アリシア・マスターズ>
ケリー・ワシントン(渡辺美佐)
<デビー・マクルヴェーン>
ロウリー・ホールデン(野村須磨子)
<アーニー>
デビッド・パーカー(星野充昭)
<ジミー・オフーリハン>
ケヴィン・マクナルティ(松本大)
<セクシーな看護婦>
マリア・メノウノス(魏涼子)

スタッフ

<監督>
ティム・ストーリー
<脚本>
マーク・フロスト
マイケル・フランス
<マーヴェル・コミック・ブック原作>
スタン・リー
ジャック・カービー
<製作>
ベルンド・アイヒンガー
アヴィ・アラド
ラルフ・ウィンター
<エクゼクティブ・プロデューサー>
スタン・リー
ケヴィン・フィージ
クリス・コロンバス
マーク・ラドクリフ
マイケル・バーナサン
<撮影監督>
オリヴァー・ウッド
<プロダクション・デザイナー>
ビル・ボーズ
<フィルム編集>
ウィリアム・ホイ
<共同プロデューサー>
ロス・ファンガー
<音楽>
ジョン・オットマン
<音楽スーパーバイザー>
デーブ・ジョーダン
<衣装デザイナー>
ホセ・フェルナンデス
<キャスティング>
ナンシー・クロッパー