チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場

ジョニー・デップ×ティム・バートン監督 名コンビが贈る奇妙なファンタジー・コメディ

ブラックユーモア満点のミュージカルと家族の大切さを描く人間ドラマが融合した傑作!

チャーリーとチョコレート工場 今、世界中で最も愛されている映画俳優、ジョニー・デップ。今年だけでも「ダーク・シャドウ」「ラム・ダイアリー」「ジャックとジル」と出演作が3本(製作を担当した「ヒューゴの不思議な発明」を含めれば4本!)も公開されている、押しも押されもせぬ人気スターだ。そんなジョニー・デップが「ダーク・シャドウ」でもタッグを組んだティム・バートン監督との名コンビぶりを見せつけた「チャーリーとチョコレート工場」が登場!

原作は、イギリスの人気児童小説家にして、映画ファンにはショーン・コネリーが日本で大活躍する007シリーズ、「007は二度死ぬ」の脚本家としてもお馴染みのロアルド・ダール。ジョニー・デップも愛してやまない彼の代表作をもとにティム・バートンが展開するのは、カラフルでシニカルなハートフル・コメディだ。

数々の大ヒット商品を生み出し、世界中のファンから愛されている天才ショコラティエ=ウィリー・ウォンカ。ある時、謎に包まれた彼の工場に、世界中から幸運な5人の子どもたちが招待されることに。その招待状は、ウォンカ社製のお菓子の中でも最も人気の高いチョコレートに封入されたゴールデン・チケット。個性豊かな少年少女たちがチケットを手に入れる中、チョコレート工場の近くに住んでいる貧しい少年・チャーリーも、ひょんなことからチケットをゲット。彼は昔工場で働いていたおじいちゃんと一緒に、ウォンカ氏のもとへ向かう…。

チャーリーとチョコレート工場 お菓子作りの天才なのに、子どもとチューインガムが嫌いなウィリー・ウォンカ。子どもがそのまま大人になってしまったような変人工場長を、楽しそうに演じているジョニー・デップの役作りが秀逸。自分が父親になって「父」について考えることが多くなったというティム・バートンが、映画オリジナルのスパイスとして加えたウィリー・ウォンカの「弱点」も、繊細な演技で見事に魅せきっている。そんな彼と名優クリストファー・リーが紡ぐ父と子の対立と和解を描いた挿話は、奇妙だがすべての父と子に共通する真実に満ちていて胸を打つ。

そして本作のもう一人の主役は、チョコレート工場で働いているウンパ・ルンパ。数々の衣装に身を包み、工場を訪れた子どもたちをテーマにしたミュージカルソングに合わせて、歌い踊る。1人ですべてのウンパ・ルンパを演じ分けたディープ・ロイにも拍手喝采!

また、内部をチョコレートの川が流れる工場のセットもお見事! さすがに川そのものはチョコレートではないものの、庭園に登場するお菓子たちは実際にパティシエの手で作られた本物。実験室やリスのくるみ割り室など、それぞれにコンセプトが違う部屋の造型も、そこで子どもたちに仕掛けられる趣向をこらしたオシオキの罠も、観ているだけで本当に愉快痛快だ。

ワガママな子どもたちをまったく容赦することなく叩きのめす、風刺に満ちたブラックな物語のように見えるが、実は家族の大切さを正面から描いたヒューマンなドラマでもある本作。劇場公開時には、いくつかの劇場で映像に合わせてチョコレートの香りを漂わせ、まるでジョニー・デップと一緒に工場見学をしているかのような体験を味わえた本作。テレビの前ではさすがにそれは難しいので、現在も購入可能なウォンカチョコレートを買って、主人公のチャーリーのように、家族みんなでチョコを分け合いながら映画を楽しんでみてはいかが?

夢の招待状を手に入れた子どもたちが体験するステキでキミョーな工場見学ツアー

チャーリーとチョコレート工場 チャーリー(フレディー・ハイモア)は、ある町のはずれに建つボロボロの家に住んでいる男の子。家は貧しく、おとうさん(ノア・テイラー)は失業中。おかあさん(ヘレナ・ボナム=カーター)は家庭菜園で作ったキャベツでスープを作ってくれるが、親子3人と、ほぼ寝たきり状態の祖父母4人がお腹いっぱいになるにはとうてい足りない。そんなチャーリーのお楽しみは、年に1回、お誕生日に買ってもらえるウォンカ社製のチョコを家族で食べることだ。

そのチョコレートを作っている工場は、チャーリーが住む町の真ん中にそびえていた。工場主のウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)はお菓子作りの天才で、数々のヒット商品を世に放っていたが、ある時、工場内に忍び込んだスパイにお菓子のレシピを盗まれたことをきっかけに工場を封鎖。それから15年。工場に出入りした者は一人もいなかったが、生産ラインが止まることはなく、ウォンカ氏の作るチョコレートは世界中のファンを虜にし続けていた。かつて工場で働いていたチャーリーの祖父・ジョーおじいちゃん(デイビッド・ケリー)にとっては、ウォンカ氏が魔法のようにお菓子を生みだす現場をもう一度見ることが夢だった。

そんなある日。思いもしないニュースがチャーリーとジョーおじいちゃんの元に飛び込んできた。世界中で発売されているウォンカ社製のチョコレートに封入された5枚の「ゴールデン・チケット」を手に入れた子どもたちを、ウォンカ氏が工場に招待してくれるというのだ。

チャーリーとチョコレート工場 最初にチケットを引き当てたのは、ドイツの肥満少年・オーガスタス(フィリップ・ウィーグラッツ)。三度のご飯も好きだが、それ以上にチョコレートが好きな食いしん坊だ。続いて、大金持ちの娘で欲しい物はすべて父親に頼めば手に入ると勘違いしているワガママ娘・ベルーカ(ジュリア・ウィンター)、何でも自分が1番を取らないと気が済まず、今はガムを噛み続ける世界記録に挑戦しているバイオレット(アナソフィア・ロブ)、そして数字でしか物を考えることができないゲームオタクのマイク(ジョーダン・フライ)が、チケットを獲得。最後の1枚を手に入れるため、チャーリーの両親はお誕生日プレゼントをフライング気味で用意するが、チケットは外れ。ジョーおじいちゃんのヘソクリで買ったチョコにもチケットは入っておらず…。諦めムードが家族に漂う中、チャーリーはひょんなことからゴールデン・チケットをゲット! そのショックで突然歩けるようになったジョーおじいちゃんと一緒に、チャーリーはウォンカ氏のチョコレート工場を訪れることになる。

期待に胸を膨らませて工場に現れた子どもたち。しかし彼らが目にしたのは、青白い顔に仮面のような笑みを浮かべた工場長のウォンカ氏。しかも彼は子どもが好きではなく、「両親」と発音することができないほどのトラウマを抱えていた。というのも、彼の父である歯医者のドクター・ウォンカ(クリストファー・リー)は虫歯の原因となるお菓子を忌み嫌っていて、パティシエを目指すウォンカ氏と決裂。それ以来、父子はすれ違いの人生を送ってきたのだ。

そんなウォンカ氏が率いる工場見学ツアーで子どもたちが目にしたのは、巨大なチョコレートの川と、お菓子の庭園、そして黙々と働く“ウンパ・ルンパ”たち。夢のような体験に我を忘れる一同だったが、そんな中、おデブのオーガスタスがチョコの川に落ちてしまい、待ちかねていたように、ウンパ・ルンパたちが奇妙な歌とダンスを披露し始める…!

次々に子どもたちに下される、ウォンカ氏とウンパ・ルンパによる究極のオシオキ。ウォンカ氏の目的とは一体!? そして5人の中で最後の1人に選ばれる子どもには、どんなご褒美が与えられるのか??

チャーリーとチョコレート工場

キャスト

<ウィリー・ウォンカ>
ジョニー・デップ(宮野真守)
<チャーリー・バケット>
フレディー・ハイモア(冨澤風斗)
<ジョーおじいちゃん>
デイビッド・ケリー(大木民夫)
<バケット夫人>
ヘレナ・ボナム=カーター(渡辺美佐)
<バケット氏>
ノア・テイラー(家中宏)
<ボーレガード夫人>
ミッシー・パイル(篠原恵美)
<ソルト氏>
ジェームズ・フォックス(内田直哉)
<ウンパ・ルンパ>
ディープ・ロイ
<ドクター・ウォンカ>
クリストファー・リー(久米明)
<ティービー氏>
アダム・ゴドリー(中村秀利)
<グループ夫人>
フランツィスカ・トローグナー(堀越真己)
<バイオレット・ボーレガード>
アナソフィア・ロブ(かないみか)
<ベルーカ・ソルト>
ジュリア・ウィンター(三輪勝恵)
<マイク・ティービー>
ジョーダン・フライ(山口勝平)
<オーガスタス・グループ>
フィリップ・ウィーグラッツ(日のり子)
<ジョージーナおばあちゃん>
リズ・スミス(竹口安芸子)
<ジョゼフィーンおばあちゃん>
アイリーン・エッセル(翠準子)
<ジョージおじいちゃん>
デイビッド・モリス(大竹宏)

スタッフ

<監督>
ティム・バートン
<脚本>
ジョン・オーガスト
<製作>
リチャード・D・ザナック
ブラッド・グレイ
<製作総指揮>
パトリック・マコーミック
フェリシティー・ダール
マイケル・シーゲル
グレアム・バーク
ブルース・バーマン
<撮影>
フィリップ・ルースロ,A.F.C/A.S.C.
<美術>
アレックス・マクダウェル
<編集>
クリス・レベンゾン,A.C.E.
<衣装デザイン>
ガブリエラ・ペスクッチ
<音楽>
ダニー・エルフマン
<視覚効果監修>
ニック・デイビス
<キャスティング監督>
スージー・フィッギス