カイジ(藤原竜也)が利根川(香川照之)との勝負に勝ち、借金を完済して通常の生活に戻ってから数カ月後。再び自堕落な生活を送り多額の借金を背負ったカイジは、大槻(松尾スズキ)の待つ地下帝国に逆戻り。しかしそこで多くの仲間と協力し、「地獄チンチロ」で大槻に勝利。地上に出る権利を獲得することに成功する。許された時間は2週間。その間に、地下の仲間を自由にするために必要な2億円を準備しなければならないのだ。
限られた資金で2億円を準備するのは、不可能に近い。途方に暮れつつあったカイジの前に、ホームレス生活を送る利根川が現れる。またもや利根川に騙され手持ちの金を失ってしまったカイジだったが、利根川はその代わりに、帝愛グループが経営する裏カジノの存在を教える。
そのカジノは1回の賭け金も大きいが、その分当たるとデカい、まさに黄金の泥沼のような場所。そこの経営を任されている一条(伊勢谷友介)は、恐怖の鉄骨渡り「ブレイブ・メン・ロード」に成功し、帝愛グループのトップに躍り出ようと企む冷酷な野心家だった。そのカジノの一番のウリは、決して勝てない巨大なパチンコ台「沼」。カジノに長年通っている坂崎(生瀬勝久)からなぜか見染められたカイジは、彼のアジトへ。坂崎は当たれば10億円以上が手に入る「沼」を攻略するために、その仕組みを徹底的に分析していたのだ。協力者はカジノで働いている裕美(吉高由里子)。「ブレイブ・メン・ロード」でカイジを救うために自ら命を絶った石田(光石研)の愛娘との再会に、感動するカイジ。彼ら3人は借金を返済し、自らの人生を取り戻すために手を組み、「沼」に立ち向かうことになるのだが…。


2009年に公開されるやいなや大ヒットを飛ばし、すかさず続編の制作が決定した「カイジ〜人生逆転ゲーム〜」。今回テレビ初登場となる「カイジ2〜人生奪回ゲーム〜」では、藤原竜也演じるカイジが、自らの、そしてすべての負け犬たちの人生を“奪回”するために、伊勢谷友介演じるカジノオーナー・一条と、彼が生みだしたモンスターマシン「沼」に挑む!
今回カイジが立ち向かうのは、福本伸行による原作でも人気の高い「沼」と呼ばれるパチンコ台。一条自らの手によって決して勝てないように調整されたその巨大パチンコ台が、今回カイジたちの人生を賭けた勝負の場となる。挑むものすべてを飲み込んできた「沼」を巡るバトルは、画面を見ているだけでも撮影中の熱気が伝わってくるほどの緊張感にあふれた名シーンだ。また、地下帝国から脱出する際には「地獄チンチロ」が登場。そして、1作目のクライマックスの鉄骨渡り「ブレイブ・メン・ロード」の最新版と位置付けられる「姫と奴隷」という映画オリジナルのゲームも! 足枷を付けられた奴隷=カイジを取り囲むのは、姫=裕美と2頭のライオンが入った3つの檻。奴隷は3つの中のどの檻のドアを開けるか選ばなければならないのだが、姫と観客には事前に自分の檻の番号が教えられていて…。自分の父を殺したのはカイジだと信じている裕美が口にする番号はウソなのか、本当なのか!? 1作目でもカイジを裏切った船井と、カイジのせいで地獄の苦しみを味わっている利根川も現れ、高度な心理戦が展開。果たして本当のことを言っているのは誰なのか…。手に汗握る展開から目が離せない。