インシテミル 7日間のデス・ゲーム

インシテミル 7日間のデス・ゲーム

超豪華キャストが迫力の演技合戦で魅せる超絶心理サスペンス!

人間の心に潜む“闇”の奥の奥をのぞいてみる覚悟は、あるか?

インシテミル 7日間のデス・ゲーム 奇妙な館に集められた10人の男女。年齢も立場も、そこに参加した目的もバラバラの彼らが、生き残りと多額の報酬を賭けた7日間の“共同生活”に挑戦することに…!? 人気ミステリー作家・米澤穂信の大ヒット小説を、藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみら豪華キャストの競演で映画化した心理サスペンス。

メガホンを取ったのは「リング」を手掛けるなど日本を代表するホラー映画の作り手にして、5月には前田敦子主演の「クロユリ団地」の公開が控える中田秀夫監督。極限状態に追い込まれた人間の恐怖心や、そこに至るまでの細やかな感情の起伏を映し出すための粘り強い演出に定評のある実力派だ。本作を自らの“極めつけの作品”と位置付け、オープニングのコンビニのシーンの撮影だけで半日以上かけたという監督の熱意にこたえるのは、「カイジ」シリーズや数々の舞台でその高い演技力を評価され、4月26日には三池崇史監督作「藁の楯 わらのたて」が公開となる藤原竜也に、NHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務めている綾瀬はるか。昨年公開の「カラスの親指」で新境地を見せた石原さとみ。加えて、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治に片平なぎさ、北大路欣也といった実力と個性を兼ね備えた面々だ。

インシテミル 7日間のデス・ゲーム 何者かによって課せられたルールに従って生き残れば、高額報酬をゲットというシンプルなゲームに挑むことになる10人。事件さえ起こらなければ全員が1612万円を獲得できるはずだったのに、第一の殺人が起こる…! 果たして、誰が何のために殺したのか。欲望と愛、信頼と疑惑と憎しみが交差する物語は、一度見始めたら目を離せないほどの緊張感! 俳優陣の熱い演技合戦と、背景に映り込む影やわずかな画面の揺れまでが緻密に計算された中田監督の演出が、残酷な“デス・ゲーム”を奥の深い人間ドラマに昇華させている。

巻き込まれ型の主人公を鮮やかに演じた藤原竜也ら男性陣の演技力もさることながら、中田監督が「美女を上手に使うヒッチコックを意識した」と語る本作で注目してほしいのは、女優陣の繊細な役作り。石原さとみの恐怖満面の顔や、後半で見せる狂気を感じさせる力強い足取りは本当にヒッチコック映画の女優のようだし、平山あやが演じる若菜の“能天気な美女”という設定は、まさにハリウッドホラーの典型。清純な美少女を貫く綾瀬はるかがふと見せる妖艶な表情や、雄弁な目ヂカラで魅せる片平なぎさの計算し尽くされた演技も見逃せない。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を連想させる10体のインディアン人形(声を担当したのはバナナマンの日村勇紀)をはじめ、ミステリー通やホラー映画ファンをニヤリとさせるオマージュシーンも多数。また、人物の背景に必ず死角を潜ませ、恐怖をかきたてる楕円形の「暗鬼館」の造型も見事だ。人間のダークサイドがあらわになる「暗鬼館」の内部や、人間にとって最も怖いのは人間だというありふれた事実。それに気付いた時、あなたが周りの人を見る目も変わってしまうかも…!? さて、勇者のみなさん、インシテミル覚悟はできたかな?

大切なのは命か、金か、それとも…?究極の心理ゲームの幕開け

インシテミル 7日間のデス・ゲーム フリーターの結城(藤原竜也)は、コンビニで出会ったOLの祥子(綾瀬はるか)に誘われるままに、時給11万2000円という超高額のアルバイトに参加することになった。期間は1週間。簡単な「心理学の実験」をするだけだと言われて集まったのは、10人の男女。美人だが何かワケがありそうな美夜(石原さとみ)。仕切りたがりの自称研修医・大迫(阿部力)と、その恋人でネイリストの若菜(平山あや)。他人のことを詮索したがる西野(石井正則)と、無口な岩井(武田真治)。人間が苦手そうな大学生の真木(大野拓朗)。そしてミステリーマニアの専業主婦・渕(片平なぎさ)と、アルコール中毒の安東(北大路欣也)。それぞれに高額報酬を求める理由を持つ面々が、「暗鬼館」と呼ばれる謎の施設に足を踏み入れた…。

彼らが挑む「実験」のルールは簡単だ。何か「事件」が起こったら探偵が解決し、それが正しいかどうかは多数決で決めること。多数決で「犯人」になった者は投獄されること。探偵や犯人、死体にはボーナスが支払われ、7日目を迎えるか、生存者が2名になった時点で実験が終了すること。そして、「ガード」と呼ばれる監視ロボットが、夜10時以降に部屋を出た人間を「排除」したり、「事件」が起こった時に探偵のお手伝いをしたりするのだという。

インシテミル 7日間のデス・ゲーム 状況は把握できないが、全員で7日間平和に過ごそうと提案する結城。しかし、実際は誰が何を考えているかわからない。重苦しい空気が漂う中、おしゃべり好きの西野は岩井や渕、大迫が様々な事件の犯人に似ていると言い始め、一同は互いへの疑念を深めていった。

そして迎えた初めての夜。部屋に戻った結城を待っていたのは、殺人用の凶器。どうやら全員の部屋に、なにがしかの凶器が配られているようだ。恐怖に怯えながらも、なんとか眠りについた結城だったが…。翌朝、彼らをあざ笑うかのように、最初の犠牲者が出てしまう。

淡々と犠牲者の死体を棺おけに運ぶ「ガード」。そこにはいくつもの空っぽの棺おけが並んでいた。これがゲームの始まりなのか!? 結城の困惑をよそに、その場で「探偵」が決まり、多数決を経て投獄される「犯人」。本当に殺人を犯したのは「犯人」だったのか? 恐怖と猜疑心に包まれた「暗鬼館」から逃げ出そうとする結城だったが…! そして第二の殺人が起こり、参加者が次々と姿を消していくことになる…。

果たして誰が、何のためにこの「実験」を仕組んだのか? 彼らを待ち受ける衝撃の結末とは? 結城は生きて「暗鬼館」から出ることができるのか??

インシテミル 7日間のデス・ゲーム

キャスト

<結城理久彦>
藤原竜也
<須和名祥子>
綾瀬はるか
<関水美夜>
石原さとみ
<大迫雄大>
阿部力
<橘若菜>
平山あや
<西野宗広>
石井正則
<真木雪人>
大野拓朗
<岩井荘助>
武田真治
<渕佐和子>
片平なぎさ
<安東吉也>
北大路欣也

スタッフ

<原作>
米澤穂信「インシテミル」(文春文庫刊)
<監督>
中田秀夫
<脚本>
鈴木智
<主題歌>
May’n「シンジテミル」(FlyingDog)
<音楽>
川井憲次
<製作>
ウイリアム・アイアトン
堀義貴
宮崎洋
<エグゼクティブプロデューサー>
小岩井宏悦
菅井敦
奥田誠治
<Co.エグゼクティブプロデューサー>
津嶋敬介
菅沼直樹
村上博保
<プロデューサー>
下田淳行
野村敏哉
井上竜太
畠山直人
<撮影>
林淳一郎
<美術>
斎藤岩男
<照明>
磯野雅宏
<整音>
柿澤潔
<音響効果>
柴崎憲治
<編集>
高橋信之
<スクリプター>
小山三樹子
<助監督>
稲葉博文