早川(市原隼人)は、亡き父親のような刑事になることが目標の警察官。捜査に関する勘は優れているのだが協調性に欠ける面があり、組織の中では決して“優秀”とは言い難い存在だ。
ある日、ショッピングセンターで爆破事件が発生。警備に向かった早川は怪しげな男を独断で尾行し、乱闘の末に男を逮捕する。しかし乱闘騒ぎに巻き込まれて通りすがりの医師が負傷し、彼が向かおうとしていた“出産現場”まで送ることになり…。そこで出産中だったのは、犬。行きがかり上、お産を手伝うことになった早川は、獣医が見捨てようとしていた無呼吸状態のアルビノ(劣性遺伝)の子犬の命を、人工マッサージによって救ってあげた。
その直後、早川に思いがけない辞令が下った。異動先は、警視庁警備部警備二課装備第四係=警備犬の訓練所。新たに上司になった向井(時任三郎)の指示により、早川はエースハンドラー・水野(戸田恵梨香)のもとで、警備犬の扱い方をゼロから学ぶことになる。エサやフンの世話ばかりで、訓練中に犬に噛まれても“自分が悪い”と言われてしまう仕事にやりがいを見いだすことができない早川。そんな中、彼が助けたアルビノの犬が警備犬の訓練生として彼の前に現れる。その犬・シロは、血統は優秀だが体力が他の犬と比べ劣るため、警備犬の仕事には耐えられないと言われていた。向井の判断で、ハンドラーとして半人前以下の早川はシロとバディを組むことに。
早川とシロの訓練が難航する中、警備犬を使ったSATとの合同訓練が実施されることに。その訓練を経て同僚の水野や竹清(村上淳)らの警備犬にかけた熱い思いを知り、人間と犬との信頼関係がミッションを成功させる上で最も大切なことだと学んだ早川。それ以降、人が変わったように前向きに日頃の訓練に挑むようになった彼は、シロや同僚たちとの絆を深めていった。
同じ頃。エスカレートする連続爆破事件の解決の糸口を掴むため、向井の元に警備犬の出動命令が下る。それを受けて爆弾が仕掛けられたアウトレットモールに向かった水野と早川。すると水野のバディ犬のブランドが、火薬の匂いに反応を見せた。水野は本部に連絡するべきだと判断するが、早川は独断で行動。しかし、水野とブランドは想像もしていなかった悲劇に巻き込まれてしまう…。責任を感じる早川に、向井は自らの過去と水野との因縁を話し始める。
改めてシロを警備犬として訓練させてほしいと、向井に嘆願する早川。水野ら仲間たちの協力によりシロの訓練が本格化する一方で、連続爆破事件の容疑者が判明し…! 再び現場に出動することになった早川。彼とシロを待ち受ける運命とは!?


市原隼人×戸田恵梨香。日本映画界を代表する若き2人のスターが、夢の顔合わせ。2人が演じる大きな目標を胸に抱いた若手警察官と、犯罪を未然に防ぐための“警備犬”たちとの熱い絆を描いた「DOG×POLICE 純白の絆」がテレビ初登場だ。
主演の市原は、撮影の2カ月前からシロと信頼関係を築くために訓練を開始。シロの自然な表情を引き出すために訓練以外の時間もシロと一緒に過ごし、本物のバディのような関係になったのだそう。そこにリアルな“友情”があるからこそ、作品の中で1人と1頭が様々な経験を経て強い絆で結ばれていく様に、大きく心を揺さぶられるのに違いない。