ネパールで氷瀑を登っていた冒険家のレックス(サナ・レイサン)のもとに、突然電話がかかってきた。巨大企業であるウェイランド社の社長が、ある依頼と引き換えに今後の活動を支援するというのだ。レックスはその依頼を断ろうとするが、ネパールまで迎えのヘリを用意していたウェイランド社のマックス(コリン・サーモン)に言われるままに、社長のウェイランド(ランス・ヘンリクセン)に会いに行くことに。
レックスと同じように集められたのは、考古学者のセバスチャン(ラウル・ボバ)や、化学工学者のミラー(ユエン・ブレムナー)ら各ジャンルのスペシャリストたち。彼らが招集されるきっかけとなったのは、南極の地下に突如として現れた謎の熱源。ウェイランドによれば、そこにはエジプトやアステカ、カンボジアの古代文明の特徴を備えたピラミッドが存在しているのだという。そのピラミッドこそ人類の文明の原点なのではないかと、セバスチャンは大興奮。レックスは何の経験もない人間が南極に行くことの危険性を指摘するが、結局、ウェイランドら全員を無事に連れて帰るために、一同を率いることになる。
彼らが向かったのは、100年前にスタッフ全員が謎の失踪を遂げた捕鯨基地。掘削チームは早速地下への通路を掘り進めようとするが、そんな彼らの前に前日までは確かになかったはずの通路が現れた。その穴を通って地下に降り立ったレックスたちは、巨大なピラミッドを発見。一行は「選ばれし者のみ入場が許される」と書かれた入り口を通ってピラミッドの内部へと進むが、仲間の誰かがピラミッドの内部にいる“彼ら”を呼び覚ますスイッチを誤って踏んでしまう…。その直後、ピラミッドの奥深くでクイーン・エイリアンが産卵をはじめ、プレデターたちがピラミッド内の監視を開始。一方、“いけにえの間”にたどり着いたレックスは仲間をチームに分けて更なる深淵を目指すことにするが、ある棺の中の武器を仲間が手に取った瞬間、ピラミッドの壁が突然動き始め、仲間たちはバラバラになってしまう!
姿を現さずに人間を攻撃する力を持つプレデターと、人間の身体に巣食い急速に繁殖するエイリアン。レックスの仲間たちは一人、また一人と犠牲になっていく。そして、恐るべき歴史上の事実が判明。数千年前に宇宙から未開の地球にやってきたプレデターたちは、人類に建築技術を教えるのと引き換えに、自分たちの一族の“成人儀式”のための獲物=エイリアンの生育に必要な人間のいけにえを要求したというのだ。その儀式が行われるのは、100年に1度。今回の“熱源”は、プレデターたちがいけにえをおびき出すための罠だったのだ! レックスたちの目の前で、激しいバトルを繰り広げるプレデターとエイリアン。その闘いの果てに、人類の未来はあるのか?


エイリアンとプレデター。映画界を代表するアンチ・ヒーローが夢の激突! 日本映画に例えるならゴジラとモスラの競演に匹敵するほどの豪華な顔合わせだが、この作品がスゴイのは、エイリアンとプレデターのどちらが勝利しても人間には希望が残されていないようにも感じさせられるという点。まさに誰も想像していなかった驚異のエンターテインメント。それが2004年に公開され、その後シリーズ化もされた「エイリアンVS.プレデター」だ。
そして、もう一方の「プレデター」は1987年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演作。エイリアンに比べると格段に高度な技術を持つ地球外生命体=プレデターが登場し、人類を恐怖のどん底に陥れていくというストーリーだ。