耳をすませば
風立ちぬ 公開記念 2013ジブリの夏! 特設ホームページはこちら!!

耳をすませば

宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」公開記念!金曜ロードSHOW!3週連続「ジブリの夏!」、第1弾はあのピュアな恋物語。

中学生の女の子の日常をリアルにファンタジックに描き出した名作

耳をすませば 宮崎駿が原作・脚本・監督を務めるスタジオジブリ最新作「風立ちぬ」が、いよいよ7月20日に公開! 零戦の設計者・堀越二郎の半生を、堀辰雄の名作「風立ちぬ」にオマージュを捧げながら描き出す物語だ。その公開を記念して、この夏金曜ロードSHOW!は、スタジオジブリの名作を続々放送する「ジブリの夏!」を開催!7月5日に「耳をすませば」、12日に「平成狸合戦ぽんぽこ」、19日に「猫の恩返し」、と3週連続で放送!まず登場するのは、スタジオジブリを代表するド直球の恋愛映画「耳をすませば」だ。今回は、劇場公開時のフイルムの風合いを再現したニューマスターで初めての放送!

物語の主人公は、本が大好きな中学生・雫。受験を目前に控えた夏休みに、彼女は一人の少年と出会う。彼の名前は、天沢聖司。聖司がバイオリン職人を目指しているということを知った雫は、その真っ直ぐな瞳に少しずつ惹かれていく。そして彼女は、夢への一歩を踏み出した聖司に導かれるように、自らの将来を真剣に考え始めるのだが…!

原作は「りぼん」に連載された、柊あおいによる少女マンガ。少女マンガらしく「あんなヤツ大嫌い」から始まった雫の恋は、「あれ? いいやつかも!?」を経て、一気に「一生一緒にいたいくらい大好き!」という状態まで盛り上がっていく。そんな、大人になってしまうとなかなか体験することのできない純粋すぎる恋模様が、中学生の女の子を取り巻くリアルな現実を交えながら綴られていくのだ。

耳をすませば バイオリン職人になることを夢見る聖司に「負けたくない!」と、小説を書くことを決意する雫。しかし、彼女は理想の自分と現実の自分との大きすぎるギャップに直面し、愕然とすることに。しかも、そんな雫に超現実的な問題が次々に襲いかかってくる。定期テストの結果や、受験問題。大学院での勉強と家事を両立しようとしている母のお手伝い。しっかり者だが口うるさい姉との対立。親友との三角関係。誰もが一度は体験したことのある悩みに一喜一憂する雫の姿に、年齢や性別を超えて共感してしまうこと間違いなしだ。

そんな現実世界と、ジブリ作品らしいファンタジックな世界の橋渡しを担っているのが、聖司の祖父が経営するアンティークショップ「地球屋」と、店内で圧倒的な存在感を誇る猫の人形・バロン。憂いに満ちたバロンの表情には、雫でなくても様々な想像力を掻き立てられるはず。また、バロンをはじめとする「地球屋」に置かれている古道具たちの“歴史”は、美しくも悲しく胸に響くことだろう。そのバロンを登場人物に据えて雫が作り出した小説のシーンに登場する、「イバラード」の井上直久によるパステル調だがダイナミックな世界観も見逃せない。

そして物語の序盤で、大きなカギを握っているのがオリビア・ニュートン・ジョンが歌う名曲「カントリー・ロード」。都心でも田舎でもないベッドタウンで育った雫は「ふるさととは一体、何なんだろう」と思いを巡らせるのだが、その彼女の思いは、この映画の狙いを「生きることの素晴らしさを、ぬけぬけと唄いあげようという挑戦」だと語った宮崎駿の言葉と併せて、現在を生きる私たちに大きな意味を持って迫ってくる。

さて、バロンが大活躍するスピンオフ「猫の恩返し」は7/19に放送。バロンとともに両作で活躍するブタネコ・ムーンが、「ムタ」という「猫の恩返し」での名前で呼ばれるシーンは一体どこに!? 他にも、ある場面では「紅の豚」のポルコ・ロッソの名前が登場(ヒントは、大きな時計!)。タイトル通り「耳をすま」して、目も凝らして、お楽しみください。

好きな人との出会いと初めての恋が少女をたくましく成長させる!

耳をすませば 雫(本名陽子)は、本を読むことが何よりも好きな中学3年生の女の子。夏休みに突入した彼女の目標は、学校の図書館と市立図書館の本を片っぱしから読むことと、親友の夕子(佳山麻衣子)に頼まれた「カントリー・ロード」の訳詞を完成させることだ。受験勉強そっちのけで本を読みまくる雫は、ある時、自分が借りた本の図書カードに必ず同じ名前が書いてあることを発見する。「天沢聖司」。その名前の持ち主はどんなステキな男の子なんだろう…と、雫は勝手に想像を膨らませていた。

そんなある日。市立図書館へ行こうと電車に乗った雫は、一人で電車に乗ってきたブタネコを目撃。思わず猫の後を追いかけた雫は、丘の上に建つ「地球屋」というアンティークショップにたどり着く。その店に置かれていた猫の人形・バロン(露口茂)と、ステキな仕掛け時計、そして店主の司朗(小林桂樹)の雰囲気に、心をトキめかせる雫。しかし、初対面から最悪の印象だった同級生・聖司(高橋一生)の登場によって、ウキウキとした気分を台無しにされてしまった。

耳をすませば そんなこんなで夏休みも終了。大学生の姉(山下容莉枝)と大学院に通う母(室井滋)、穏やかな父(立花隆)との、慌ただしくも賑やかで、雫をちょっとゲンナリさせる日常が戻ってきた。そんな中、夕子と、彼女が恋する野球部員・杉村(中島義実)の間で、微妙な三角関係が勃発。夕子のために一肌脱ごうと杉村を呼び出した雫だったが、逆に杉村から驚きの事実を告白されてショックを受ける。自分はなんて無神経だったんだろう、と落ち込んで「地球屋」に向かうのだが…。

そんな日に限って「地球屋」はお休み。家に帰る気にもならず、雫が店の前に座り込んでいると、そこに聖司がやってきた。彼から店に入れてもらった雫は、聖司が祖父の指導を受けながらバイオリン職人を目指していることを知る。自分の目標に向かってまっすぐ進んでいこうとしている姿に、聖司のことを見直す雫。しかも、ひょんなことから、彼こそが自分が淡い憧れを抱いていた「天沢聖司」その人だと知らされて、またまた大ショックを受ける。

秋の深まりとともに、雫が少しずつ聖司への恋心を募らせる中、聖司がイタリアに短期留学することが決定。このまま彼に置いていかれるわけにはいかないと、雫も物語を書いてみようと決めるのだが!?

自分の夢と初めて向き合った雫が、その先に見つけるのは? そして雫と聖司の恋の行方は?

耳をすませば

キャスト

<月島雫>
本名陽子
<天沢聖司>
高橋一生
<月島靖也(雫の父)>
立花隆
<月島朝子(雫の母)>
室井滋
<バロン>
露口茂
<西司朗(地球屋主人)>
小林桂樹
<月島汐>
山下容莉枝
<高坂先生>
高山みなみ
<原田夕子>
佳山麻衣子
<杉村>
中島義実
<絹代>
飯塚雅弓
<ナオ>
千葉舞

スタッフ

<製作総指揮>
徳間康快
<製作>
氏家齊一郎
東海林隆 
<原作>
柊あおい(集英社刊)
<脚本・絵コンテ>
宮崎駿
<制作>
山下辰巳
大塚勤
<音楽>
野見祐二
<主題歌>
「カントリー・ロード」
原題“Take Me Home, Country Roads”
作詞・作曲 Bill Danoff, Taffy Nivert and John Denver
日本語訳詩 鈴木麻実子
補作 宮崎駿
編曲 野見祐二
唄 本名陽子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
<挿入歌>
「カントリー・ロード」
“Take Me Home, Country Roads”
作詞・作曲 Bill Danoff, Taffy Nivert and John Denver
唄 Olivia Newton-John(東芝EMI)
<作画監督>
高坂希太郎
<美術監督>
黒田聡
<特殊効果>
谷藤薫児
<撮影監督>
奥井敦
<音響監督>
浅梨なおこ
<プロデューサー>
鈴木敏夫
<製作プロデューサー>
宮崎駿
<監督>
近藤喜文