平成狸合戦ぽんぽこ
風立ちぬ 公開記念 2013ジブリの夏! 特設ホームページはこちら!!

平成狸合戦ぽんぽこ

高畑勲監督&宮崎駿が贈る笑いと感動のファミリー・エンターテインメント

タヌキが化けて化けて、化けまくる!?美しい風景の中、タヌキたちが決死の作戦を展開する痛快ファンタジー!

平成狸合戦ぽんぽこ 宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」公開記念!金曜ロードSHOW!「ジブリの夏!」第2弾に登場するのは、宮崎駿の盟友にして、この秋には待望の最新作「かぐや姫の物語」が公開となる高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」。人間ドラマの名手である高畑監督が、タヌキたちの可笑しくも切ない戦いを痛快に描き出した、笑いと感動が詰まった一大エンターテインメント!

物語の舞台となるのは、東京・多摩丘陵。都市部の住宅難を解消するために建設されたニュータウンによって、住処を追われることになったタヌキたちが、自分たちの故郷を守るために人間相手に反撃を決意。自由自在に姿を変えることのできる秘術「化学(ばけがく)」を復活させ、森から人間を追い出そうとするのだが…!!

「火垂るの墓」を世に送り出した高畑勲監督の魅力は、なんといっても人間観察力の鋭さ。人々の日常をシニカルかつ温かく描き出すその目線は、「じゃりン子チエ」や「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョ となりの山田くん」といった作品でも存分に味わうことができる。そんな高畑監督が本作で目を向けたのは、なんとタヌキ! 監督はタヌキたちの生態をしっかり研究した上で、個性的なキャラクターを創出。落語や民話、わらべ歌などに登場する愛すべきタヌキのエピソードをミックスしながら、すばらしい群像劇を作りだした。

平成狸合戦ぽんぽこ 知り合いのあの人にどこか似ている…と思わずニンマリさせられるほどユニークなタヌキたちに命を吹き込む声優キャストも、とにかく豪華。人間に興味のある若いタヌキ・正吉役の野々村真をはじめ、正吉と恋に落ちる美人タヌキ・おキヨ役の石田ゆり子、人間嫌いの武闘派・権太を演じる泉谷しげる、伝説のタヌキを探して佐渡に向かう文太役の村田雄浩ら、味のある俳優が勢ぞろい。そして、飄々とした語り口でナレーションを担当した古今亭志ん朝師匠をはじめ、落語界の大スターが集結しているのも見逃せない! 多摩のタヌキたちを導く鶴亀和尚を演じるのは、タヌキを題材とした落語(狸賽)が十八番の五代目柳家小さん師匠。そして四国からやってくる長老狸役で、桂米朝師匠と五代目桂文枝師匠が登場。当時の若手代表として、林家こぶ平(現:九代目林家正蔵師匠)も参加している。他にも、三木のり平に、清川虹子、芦屋雁之助ら日本を代表する喜劇役者が続々出演。馴染みのない若者たちは、是非お祖父ちゃん&お祖母ちゃんと一緒にテレビの前へどうぞ。その疑問が一瞬にして解消すること間違いなしだ!

茶釜や招き猫、人間にお化け…と知恵を絞って様々な姿に変化するタヌキたちの奮闘ぶりは本当に愉快。新興住宅地に奇想天外な妖怪たちが大集合して“百鬼夜行”を繰り広げるクライマックスの「妖怪大作戦」をはじめ、アニメでなければ決して描くことができないデフォルメされたシーンの数々は抱腹絶倒必至! その一方で環境破壊などの社会問題もしっかりと描かれていて、笑いながら様々なことを考えさせられるはずだ。

どんな環境でも“どっこい生きてる”タヌキたちの姿からは、きっと元気と勇気をもらえるはず。老若男女が楽しめること請け合いの、人生賛歌だ!

人間たちの開発から生まれ育った森を守れ!タヌキたちの一世一代の化かし合戦!!

平成狸合戦ぽんぽこ タヌキたちが平和にノンキに暮らしてきた東京・多摩丘陵。自然の恵みも豊かで、人間との距離が適度に保たれた、タヌキたちにとっての理想郷だった。しかし最近、森のあちこちで縄張り争いが起こり、遂に、気の荒いタヌキたちによる全面戦争が勃発した!

激しい戦いが続く中、戦場に現れたおろく婆(清川虹子)は、バカなタヌキたちを一喝。縄張り争いの原因は、人間が住宅地を作るために森を崩し続けていることにあったのだ。このまま開発が進めば、タヌキたちが住むところも、食べるものも、すべて人間に取り上げられてしまう! おろく婆の言葉で我に返ったタヌキたちは、ある夜、菩提餅山・万福寺の長老・鶴亀和尚(柳家小さん)のもとに集結。人間を森から追い出すために、先祖伝来の秘術「化学(ばけがく)」を復活させ、若いタヌキたちを育成することが決定した。

平成狸合戦ぽんぽこ 人間に興味を持っていた正吉(野々村真)や幼馴染みのぽん吉(林家こぶ平)らも参加して、まずは初歩中の初歩「茶釜」に変化することから訓練がスタート。お地蔵さんや招き猫を経て、人間に変身できるようになったタヌキたちは、街頭実習に繰り出すことになった。しかし、正吉たちが訓練を続けている間も宅地造成は進み、武闘派の権太(泉谷しげる)の住む鷹ヶ森もすっかり変わり果てた姿に…。それを知った権太は怒り心頭! 遂に、人間撃退作戦を実行に移すことを決意する!

彼らのお陰で一度はマスコミからも開発の進め方を問題視する声が上がるが、そんな中、権太が大けがを負ってしまい、過激な作戦はフェードアウト。穏健派のタヌキたちは、様々な怪奇現象を起こして人間を怖がらせる作戦に出ることに。のっぺらぼうやお化けの目撃談は世間を騒がせるが、それくらいで開発が止まるはずもなく…。

タヌキたちが落ち込む中、四国を訪ねていた玉三郎(神谷明)が、3人の長老(芦屋雁之助、桂米朝、桂文枝)を引き連れて多摩に帰ってきた! 四国で神として崇められているという長老たちは、タヌキのパワーを結集した「妖怪大作戦」の遂行を提案。作戦が成功すれば、人間たちがタヌキに一目置くようになり、開発もストップするはずだというのだが!?

そして遂に、タヌキたちがすべての力と希望を賭けた作戦が幕を開けた! タヌキたちの、そして多摩丘陵の運命やいかに!?

平成狸合戦ぽんぽこ

キャスト

<語り>
古今亭志ん朝
<正吉>
野々村真
<おキヨ>
石田ゆり子
<権太>
泉谷しげる
<お玉>
山下容莉枝
<玉三郎>
神谷明
<小春>
黒田由美
<文太>
村田雄浩
<ぽん吉>
林家こぶ平
<竜太郎>
福澤朗
<青左衛門>
三木のり平
<おろく婆>
清川虹子
<隠神刑部>
芦屋雁之助
<六代目金長>
桂米朝
<太三郎禿狸>
桂文枝
<鶴亀和尚>
柳家小さん

スタッフ

<製作>
徳間康快
氏家齊一郎
磯邊律男
<企画>
宮崎駿
<原作>
高畑勲(徳間書店刊)
<制作>
山下辰巳
尾形英夫
スタジオジブリ
<プロデューサー>
鈴木敏夫
<制作担当>
高橋望
<脚本・監督>
高畑勲
<イメージ・ビルディング>
百瀬義行
大塚伸治
<美術>
男鹿和雄
<画面構成>
百瀬義行
<キャラクター・デザイン>
大塚伸治
<作画監督>
大塚伸治
賀川愛
<キャラクター色彩設計>
保田道世
<ぽんぽこ愛のテーマ>
「アジアのこの街で」
作詞:紅龍 作曲:猪野陽子
唄・演奏:上々颱風
<エンド・テーマ>
「いつでも誰かが」
作詞・作曲:紅龍
唄・演奏:上々颱風
(シングル/EPIC・ソニーレコード
サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
<音楽>
紅龍
渡野辺マント
猪野陽子
後藤まさる(上々颱風)
古澤良治郎
<撮影監督>
奥井敦
<録音監督>
浦上靖夫
<編集>
瀬山武司
<監督助手>
松見真一
<原画・動画・背景・仕上・撮影>
スタジオジブリ