猫の恩返し
風立ちぬ 公開記念 2013ジブリの夏! 特設ホームページはこちら!!

猫の恩返し

宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」公開前夜は夏にピッタリの爽やかな青春物語が登場!

幸せを探して猫の国を突き進む少女の冒険を描くほのぼのファンタジー

猫の恩返し 宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」公開記念の金曜ロードSHOW!「ジブリの夏!」。その第3弾で、「風立ちぬ」の公開前夜に登場するのは、「耳をすませば」から生まれた青春ファンタジー「猫の恩返し」だ。さらに、番組の後半では最新作「風立ちぬ」のスペシャル・インフォメーションをお届け致しますので、最後の最後までお見逃しなく!

偶然助けた猫が“猫の国”の王子だったせいで、猫の国に招かれ、ひょんなことから猫の姿になってしまった高校生・ハル。彼女は猫の国から元の世界に戻るために、人間界とファンタジーの世界の狭間で探偵として活躍している猫のバロンと一緒に冒険の旅に出る!

ここにいる自分は本当の自分じゃない。もっとステキな人生がどこかにあるかもしれない…という思いは、誰もが一度は抱いたことがあるはず。この物語のヒロイン・ハルは、パッとしない自分の高校生活からちょっと目をそらしたくて、「猫になってもいいかもー」と呟いた瞬間から、猫の国へとひとっ飛びしてしまう。猫の姿になって初めて、自分の人生を見つめなおした彼女は、これまでの自分をほんの少しだけ好きになるのだ。そんな王道の青春ドラマが、ファンタジック、かつコミカルに描かれていく。

猫の恩返し 森田宏幸監督がこだわった、ハルのキャラクターがキュートだ。通常の冒険もののヒロインなら、その冒険や恋を経て飛躍的に成長したりするものだが、「成長するのは難しいし、成長できなくて当たり前。安易な成長ならしないほうがマシ」だという森田監督は、ハルをどこまでも能天気な女の子に設定。「なんかいいかも!」という感覚だけで重大な決断を下してしまい、後から焦るものの、勢いだけでピンチをなんとなく乗り越えていくハルは、ある意味、現代を生きる10代の少女の強い共感を得るヒロインと言えるかもしれない。

物語をけん引していくというよりは、翻弄されまくりのヒロインを支える、脇のキャラクターもユニーク。特に丹波哲郎が声を熱演している猫王が、突出した魅力を放っている。息子の命を救ってくれたハルに感謝するあまり、勝手に息子との縁談を企画しておきながら、息子には愛する恋人がいることが判明するとぶち切れ。周囲に当たり散らした挙句、遂には愛らしいハルを自分の妃に…と言い出す猫王。どんな手段を使っても自分の欲しいものを手に入れようとする暴君ぶりと、それに振り回される周囲の猫たちの姿は、笑いなしでは見られない面白さだ。 そして、笑っちゃうほどキザなバロンと、仲間のブタネコ・ムタVS鳥のトトが繰り広げる小学生並みの口ゲンカも、爆笑必至!

声優陣も、豪華な顔ぶれが揃った。ヒロインのハル役に池脇千鶴、女手ひとつで彼女を育てる母親に岡江久美子。バロンを演じる袴田吉彦、猫の国の王子・ルーン役の山田孝之、ルーンの恋人・ユキ役の前田亜季から、ムタ役の渡辺哲、トト役の斉藤洋介、猫王の秘書を演じる佐戸井けん太&濱田マリまで。それぞれに肩の力の抜けた、絶妙な演技を見せてくれている。

エンディングのつじあやのの「風になる」まで、全編ほんわかムードに包まれた物語。ハルと一緒に、本当の幸せを探す旅に出てみませんか?

猫の国に連れ去られた少女が元の自分を取り戻すために大奮闘!

猫の恩返し ハル(池脇千鶴)は、ごく普通の高校生の女の子。片思い中のクラスメートの男子に美人の彼女がいることが判明したり、最近冴えないことばかりで、ちょっと落ち込んでいる。

そんなある日、猫がトラックにひかれそうになっているところを目撃したハルは、親友のひろみ(佐藤仁美)のラクロスのスティックを犠牲にして猫を救出。すると、その猫・ルーン(山田孝之)は、突然立ち上がり、ハルに向かってお礼を言って立ち去って行った。白昼夢のような体験に腰を抜かしそうになったハルだが、母(岡江久美子)から幼い頃にも自分が猫と会話していたと聞かされ、不思議な気持ちになる。

その夜。猫の鳴き声に釣られて外に出たハルの前に、猫王(丹波哲郎)とそのお供が現れた。ハルが昼間に助けた猫は、猫の国の王子だったのだ。秘書のナトリ(佐戸井けん太)とナトル(濱田マリ)はハルにお礼の目録を手渡し、猫の国の一行は帰っていった。

猫の恩返し 翌朝から、猫たちの“恩返し”がスタート。ひろみの家には大量のラクロスのスティックが届き、ハルにはネコジャラシやネズミなどのプレゼントが…。昨日もらった目録は本物!? 戸惑うハルの前に再びナトルが現れ、ハルをルーンの妃にするために猫の国に招待すると言い出した。困り果てたハルの耳に、どこからともなく「猫の事務所に行って」という声が届く。意味もわからないまま、その声に従ってブタネコ・ムタ(渡辺哲)の後を付いていったハルは、不思議な町にある「猫の事務所」と、その主人のバロン(袴田吉彦)、相棒のトト(斉藤洋介)と出会う。事情を聞いたバロンは興味を示すが、彼が目を離した隙に、ハルは猫の国に連れ去られてしまった。

ムタと一緒に猫の国にやってきたハルは、美しい白猫・ユキ(前田亜季)からこれ以上先に進まないよう注意されるが、好奇心を抑えることができず、お城に向かうことに。豪華な衣装に着替えさせられ、周囲の猫たちから温かい歓迎を受けたハルが、「猫になってもいいかも」と思った瞬間、ハルは猫の姿に大変身!

このまま元の世界には戻れないのか…と絶望するハル。果たしてハルは人間の姿を取り戻し、再び元の世界に帰ることができるのだろうか?!

猫の恩返し

キャスト

<ハル>
池脇千鶴
<バロン>
袴田吉彦
<ユキ>
前田亜季
<ルーン>
山田孝之
<ひろみ>
佐藤仁美
<ナトリ>
佐戸井けん太
<ナトル>
濱田マリ
<ムタ>
渡辺哲
<トト>
斉藤洋介
<ハルの母>
岡江久美子
<猫王>
丹波哲郎

スタッフ

<製作>
松下武義
氏家齊一郎
星野康二
宮川智雄
相原宏徳
高井英幸
<企画>
宮崎駿
<原作>
柊あおい(「バロン―猫の男爵」徳間書店刊)
<脚本>
吉田玲子
<音楽>
野見祐二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
<主題歌>
「風になる」つじあやの(ビクター/スピードスターレコード)
<製作プロデューサー>
鈴木敏夫
高橋望
<制作>
スタジオジブリ
<監督>
森田宏幸
<キャラクターデザイン/レイアウト>
森川聡子
<作画監督>
井上鋭
<美術監督>
田中直哉
<色彩設計>
三笠修
<映像演出>
高橋賢太郎(T2 Studio)
<録音演出>
林和弘
<整音>
住谷真
<制作プロデューサー>
田中千義