フィレンツェ郊外の自然豊かな村、カプレーゼ。
石造りの建物は、
ルネッサンス美術の巨匠・ミケランジェロの生家です。
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1475年、古い家柄のブオナローティ家の次男として生まれ、
元気いっぱいに育った少年、ミケランジェロ。
小学校に入るころ彼は、美術に強い憧れを抱きます。
彫刻や絵画を学びたい…。
しかし美術に携わる者は、身分が低いと考えられたこの時代。
厳格な父に夢を語ることも叶わず、
少年はこっそり絵を描いていました。
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けれど、13歳になったばかりのある日のこと。
父が、絵を学ぶことを許してくれるのです。
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その想いに応えるべく、懸命に絵画を学んだミケランジェロ。
やがて「神のような人」と讃えられる芸術家となったのちも、
彼はこう言って憚りませんでした。
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「私は彫刻家ミケランジェロではない
私はミケランジェロ・ブオナローティだ」
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生涯、彼が誇りに思ったのは、
この家に生を受けたことと、
父の大いなる愛だったのかもしれません。
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今回の放送のBGM♪
「La fiamma sacra」唄 ラッセル・ワトソン
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次回(8月31日)の『心に残る家』は ゲーテ『新たな道を歩み始めた家』をお送りします。 お楽しみに。 |
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