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ディレクター日記 〜吉川 英治 (2003/3/26放送)〜 この家は幕末に建てられ、百数十年の風雪に耐えた建物。 赤坂から疎開しこの家屋敷を「草思堂」と名付け、約十年間暮らしました。 庭の大きな木の下に赤いもうせんを敷き、妻の点てたお茶を楽しんだりしていたそうです。今の季節、庭には福寿草やマンサクの他、紅白・しだれなどたくさんの梅。この番組オンエアの頃は、ちょうど満開だと思います。吉野梅郷の「梅の公園」のすぐ近くなので、是非行ってみて下さい! 建物の中は通常は一般公開されていませんが、ガラス越しに、和室や書斎の様子を見ることができます。併設の資料館には直筆原稿や初版本、取材ノートなどが展示されています。 |