アンリ ド トゥールーズ=ロートレック
Henri de Toulouse=Lautrec(1864〜1901)
 画家、石版画家。南仏のアルビ生まれ。
 名門の伯爵家に生まれるが、両足を骨折、下半身の成長が止まる。1885年頃からモンマルトル界隈のカフェやキャバレー、売春宿に出入りして、歓楽街の風俗を描いた。冷酷な素描家で、その表現力豊かな鋭い視線は、ポスターの制作にも生かされた。代表作に「ムーラン・ルージュにて、踊り」(1890)など。
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