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2007/10/10 世界への夢が開けた「長浜検疫所」 |
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日本の玄関として、大きな役割を果たしてきた横浜。 この町の最南端、金沢区に、 世界の医学者、野口英世が勤めた 「長浜検疫所」があります。 |
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明治３２年、恩師・北里柴三郎の勧めで、ここで働き始めた英世。 その仕事は、海外から入港する船に、 伝染病患者がいないか、調べることでした。 |
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お気に入りの真っ白な制服で、 診察にいそしむ毎日。 |
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ある時、まだ新入りの英世は、 高熱に苦しむ中国人の患者を、ペスト病と診断します。 けれど当時、日本でこの病が発見されることは、極めて 稀だったため、 誰からも信用されず、笑われさえしました。 |
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しかし彼は、直ちに患者を隔離病院に移し、 検査と菌の培養に取り組みます。 その結果、ペスト病である事を突き止めたのです。 |
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一躍、その名を高めた英世には、 やがて念願であったアメリカ行きが決まります。 世界の扉を開いた、２４歳でした。 |
国：日本 神奈川県横浜市金沢区
人：野口英世 世界への夢が開けた「長浜検疫所」
人：野口英世 世界への夢が開けた「長浜検疫所」
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曲名：白い影〜トリオ〜
作曲者：長谷部 徹 |
