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2011/04/27 人生の師が眠る地 |
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中国の大都市、南京。 日本画家、平山郁夫は、この町を訪れました。 |
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南京には、平山にとって特別な場所がありました。 それは、いにしえの高僧・玄奘三蔵（げんじょうさんぞう）が眠る 「霊谷寺」（れいこくじ） |
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まだ無名の画家だった平山は、27歳の時、白血病の宣告を 受けました。 生きる望みを失った彼は、何を描いていいのか分からなくなります。 そんな時、知ったのが、玄奘三蔵の生き方でした。 |
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平山を世に出した作品「仏教伝来」。 民の幸せを願い、どんな困難にも屈しなかった玄奘。 平山は再び絵筆をとりました。 |
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この絵は、自分も信念に従って生きていくという 平山の誓いでもありました。 |
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玄奘への思いを募らせる平山は、間もなく長い旅を始めます。 |
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信念に生きた、いにしえ人に導かれるように。 その視線の先には、遥かなシルクロードが待っていました。 |
国：中国 南京
人：平山郁夫 人生の師が眠る地
人：平山郁夫 人生の師が眠る地
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曲名：古都
作曲：石井竜也 |
