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2013/07/17 ノーベル賞の地 |
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１８９５年１１月２７日。化学者アルフレッド・ノーベルは、６２歳の時、 遺書を書きました。 |
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それは偉大な賞の、誕生の瞬間でもありました。 人類の幸福に貢献した人物に授与される、ノーベル賞。 |
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かつて石炭採掘の為にダイナマイトを発明したノーベル。 しかしダイナマイトが戦争に使われ、 多くの命を奪ったことに、彼は苦悩し続けました。 |
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やがてノーベルは思います。 現在の世界から、争いを無くすことは難しい。 ならば未来に、希望を託そうと。 |
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そして彼は遺書に、国籍、人種、宗教を問わずに業績を称える ノーベル賞設立の意志を記しました。 その賞のひとつには、 彼が強く望んだ世界平和に貢献した人物に贈られる、 ノーベル平和賞もありました。 |
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毎年ノーベルの命日である１２月１０日に、賞は贈られ、 ここに多くの笑顔が集っています。 |
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人類の平和を願い、この世を去ったアルフレッド・ノーベル。 彼の魂はいまも、脈々と受け継がれています。 |
| 国：フランス〜スウェーデン パリ〜ストックホルム 人：ノーベル ノーベル賞の地 |
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曲名：テーマオブセヴンティーン
作曲：奥 慶一 |
