フリードリヒ フォン シラー
Friedrich von Schiller(1759〜1805)
 劇作家、詩人。南ドイツ、マルバッハ生まれ。処女戯曲『群盗』(1781)の大成功後、シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒涛)の代表として精力的に創作。詩「歓喜に寄す」(85)はベートーヴェン「交響曲第9番」のテクストとしても有名。また、歴史学研究は『ドン カルロス』(87)、『ヴァレンシュタイン』3部作(98〜99)、などを生む。ゲーテとの交流は、ドイツ古典主義の高みを形成し、カント研究からの美学論は以後の芸術論に長く影響した。
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