ハインリヒ シュリーマン
Heinrich Schliemann(1822〜1890)
考古学者。ノイブーコ生まれ。実業界で成功後、若くして引退し、トロイの伝説的遺跡である小アジアのヒッサリクの遺丘を発掘して、ホメロスの詩に歌われている遺跡を発見するという夢を実現する。1871年以降9層を成した都市の遺跡を発見。かなりの財宝が出土した遺跡(1873発見)を性急にもトロイ王プリアモスのものであると断定。そのほかにミュケナイ(1876)やティリンス(1884)などのギリシャ遺跡も発掘した。