低学年★アサリを知る

気づいたら、わが子は憎まれ口全開の2年生。一方、町には可愛らしい1年生が親と手をつないだりしながら一生懸命歩いていて、思わず目を細めてしまいます。

kyo-ko(コンプライアンス推進室)

先日、小学2年生になった娘を初めて連れて、潮干狩りに行ってきました。

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ズボンを膝までまくり上げて、いざ出陣。「気をつけなさい」とあれほど言ったのに、娘はあっという間にお尻まで水に浸かっていました(このあたりは所詮小2)。場所は横浜市内でしたが、自然の浜ということもあって、なかなかアサリは見つかりません。しばらくワカメをつかんで遊んだり、小さな巻貝やカニを観察したりしていましたが、そうこうするうちに、私の手元にアタリが。可愛らしいアサリが出てきました。途端に娘は自分が探すことよりも、私の手元に夢中。ちょっと頑張って探しては1個見つける、という流れを繰り返して、10個強を手にして帰りました(周りにはバケツいっぱいの人もいましたが)。
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帰宅後、すぐにバットに塩水を張って、それから一晩砂抜きをしました。

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「ピュッ」と水を吐き出す姿を見せたくて、ちょくちょく覗いていましたが、なにしろ、数が10個強。なかなか見られませんでしたが、それでも、貝から管を出したり、足を出したりする様子を見て、娘はちょっと生物としてのアサリを可愛いと思ったようです。うっかり私まで愛情が芽生えそうだったので、翌朝、水を切って冷蔵庫へ。その晩、アサリたちはお吸い物になりました。「貝って、火が通ると開くんだよ」などと言いながら鍋を見つめ、いよいよ食べてみたところ、なぜか娘のお椀のアサリだけ、ジャリッと。アサリの最後の抵抗だったのでしょうか。

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娘はその後書いた日記に「アサリになりたい」と綴っていました。