このコーナーでは、色々なジャンルの専門家の先生たちに子育てに活用できる貴重なお話を聞いちゃうわよ!
ママ&パパたちに、選りすぐりの情報をお届けするわ!
記念すべき第2回目のテーマは・・・

児童心理学の40年のプロが教える
『年齢別の褒め方・叱り方(1歳児・2歳児編)』

お話を聞かせてくれたのは、こちらの先生でーす!

  • 臨床心理士
    日本大学講師

  • 植松紀子(うえまつ・のりこ)先生

年齢ごとに違う“褒め方・叱り方”

上手に子どもを褒めたり、叱ったりするのって、
なんだか難しい〜!正しいやり方って、あるの?

そうですね。
子どもというのは、1歳違うだけで行動や感じ方、物事を理解する力が全く違います。
そのため、子どもの年齢ごとに“最適な褒め方・叱り方”があるんです。

なるほど〜!子どもも成長しているんだから、褒め方や叱り方も、それにあわせて変えなくちゃダメなのね!

例えば兄弟。上の子には当たり前に分かることでも、年が1歳違う下の子では、理解できないことがいろいろあります。
これを、親が意識しておくことが大切です。
心に余裕を持てれば、子どものことで悩んだり、イライラすることが、ぐっと少なくなると思いますよ!

ふむふむ。「この子は、まだ小さくて理解できない」と最初から分かっていれば「もう!何で出来ないの?」とイライラしなくなるわね!

1歳児の“褒め方・叱り方”

1歳頃になると、落書きなどのイタズラをするようになりますが、どうやって叱ったらいいの?

1歳児の頃は「してはいけないこと」が分からない時期。
この時期の子どもが、もし親を困らせるようなイタズラをしても「何度言ったらわかるの!」と、過剰に叱らないようにしましょう。
例えば、落書きをしているのを見つけた時は「やってはダメよ」と短い言葉で注意して、体を抱きしめて落書きを止めさせるようにしてください。
そして「これは壁だよ。だから落書きはいけません」と叱った理由を、子どもにきちんと伝えてあげてください。

わかりました〜!ところで先生、1歳頃の子どもって、なんだか急に反抗的になったりしません?

親目線では、反抗的に見えてしまうものですが、本人には、全くそんなつもりはありません!
「自分でやりたい!」という自立心が行動にあらわれているだけなんですよ!

そうなんだ〜!反抗しているんじゃないのね〜。
小さい子がいるお友達のママに教えてあげようっと!
じゃあ、先生!褒めるときはどうすればいいの?

1歳児の褒め方のポイントは、「ママの気持ちを、わかりやすく伝えてあげること!」笑顔で拍手をしながら「よくできたね。うれしいね!!」「ママは嬉しいよ!!」と、少しオーバー気味にママの気持ちを表現して、子どもに伝えてあげてください。

それなら得意かも〜!
うれしい気持ちを素直に表現することが大事なのね〜!

親子で達成感を一緒に分かち合うことで子どもの“好奇心”と“自信”が育っていきますよ!

なるほど〜!ママやパパに喜んでもらえると思えば、子どももグッとやる気が出るのね〜!

2歳児の“褒め方・叱り方”

じゃあ先生!2歳になった子どもは、どのように“褒めたり・叱ったり”したらいいの?
教えて〜!

2歳児の褒め方でも“一緒に喜びを共有すること”は、1歳児の褒め方と同じです。
ただし2歳児を、あまりにオーバーに褒めるのは止めましょう。
なぜなら2歳児は、大げさすぎることをもう感じとれるからです。
また、2歳児を褒めるときの一番大切なポイントは、“評価をしない”ということです。

褒める時に“評価しない”って、どんな意味???

「勝った・負けた」「100点・0点」などといった、結果を褒めないということです。
大切なのは“子どもが出した結果”ではなく、“子どもがとった経過”に注目して褒めてあげることが重要です。

なるほど!何よりも“頑張りを認めてあげる”ことが大切なのね〜!!

頑張って取り組んだことを、まず認めてあげる。これは、子どもの自信につながります。
この小さな自信の積み重ねが“自分を信じて前進する勇気を持った子どもへの第一歩”になるはずです。

じゃあ!先生!!
2歳児の“叱り方”は、どうしたらいいの?

この時期の子どもは、1歳児の子と同じで、言葉だけで納得させることはまだ難しいものです。
基本的な叱り方は「短い言葉」で、それでも聞かない時は「体を抱きかかえて止める」。これが大切です。

なるほど〜!2歳児といっても、まだまだ全てのことを理解する力は、身に付いていないものよね〜。

そして、もう1つ意識してほしいのは、悪いことをした“その瞬間”に、素早く叱るということ。
「昨日、ここに落書きをしていたよね。あれはダメ!」というように、過去に起きたことを叱っても、子どもは全く聞く耳を持ちません。
何かあった時に、素早く注意するということが、この年齢の子どもに、やってはいけないことを理解させる最善の方法だと思います。

1歳違うだけで、褒め方も叱り方も変わってくるのね!勉強になったわ〜!
先生!今日は、ありがとうございました〜。

今回のまとめ

植松先生が、今回教えてくれたことをまとめるわよ!

子どもの年齢ごとに最適な褒め方・叱り方は変わる!

子どもは「年齢ごとに理解できないこと、注意しても分からないことがある」という事実を親があらかじめ意識しておくことが大事!

1歳児の「褒め方・叱り方」のポイントは・・・

褒める時は子どもにしっかり伝わるように、喜びをオーバーに表現し子どもと一緒に達成感を分かち合う!

叱る時は、短い言葉で繰り返し注意する。イタズラなどをしていたら、体を抱きしめて止めさせる。
その後に、叱った理由もきちんと伝える!

1歳児は「◯◯してはいけない」ということが、まだ理解できない時期なので、過剰に叱らない!

2歳児の「褒め方・叱り方」のポイントは・・・

1歳児の時のように、オーバーに褒めない!

褒める時は、子どもがやったことの“結果”ではなく、その“経過”に注目して、褒めてあげることが大切!

2歳児でも、言葉だけで納得させることは難しい。
叱る時には「短い言葉」と「抱きしめてあげること」を忘れずに!

問題を起こした「その瞬間」に、素早く叱る!過去に起きたことをいくら叱っても、子どもは聞く耳を持たない!

1歳児、2歳児を持つママさん、パパさん〜!
お子さんを褒める時、叱る時に、これらのポイントを参考にしてみて下さいね〜!

「子どもの褒め方、叱り方」についてもっと詳しく知りたい人は・・・






次回は3歳、4歳の子どもの褒め方・叱り方」を紹介するわよー

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