世界まる見え!テレビ特捜部
08/02/18 OA
科学が暴く!史上最強の武器決定戦

世界中のあらゆる格闘技の威力を測定、数値化し、
最新科学で分析する、この番組が、今回取り上げるのが「武器」。
最強の武器を選ぶにあたり、科学者たちは3つの条件が必要だと考えた。
[1] 武器が与える衝撃力
[2] 武器の攻撃範囲
[3] 武器の扱いやすさ


< カリ棒 >
かつてフィリピンの人々が、敵の侵略を阻止するために用いた
長さ90cm程の樫(かし)の木の棒。
軽くて短いため扱いやすく、スピードある攻撃を連続して仕掛けられる。
しかし、攻撃範囲がせまく、一撃必殺のパワーはない。


< 六尺棒 >
カリ棒の倍もある、長さ1.8mの木の棒。
攻撃範囲が広く、遠心力により、すさまじいパワーを生み出す。
しかし、あまりにパワーが強すぎ、棒自体が折れてしまうことも…。
すると、折れた棒を利用してある新しい武器が誕生した!


< ヌンチャク >
映画「燃えよドラゴン」で、ブルース・リーが見事に操り、
一躍有名になったヌンチャク。
ムチのようなスピードとパワー、さらにあらゆる角度から攻撃できるため、
敵に動きが読まれにくい。
一方、このヌンチャクを進化させた「三節棍(さんせつこん)」も登場。
3本の棍棒(こんぼう)をつなぎ合わせたこの武器は、
直径10m以上の攻撃範囲を誇る。
しかも、折りたたんで使えば接近戦にも有効。
しかし、これらの武器の唯一の弱点・・・それが、コントロールの難しさ。
棒をつなぎ合わせていることにより、
敵を攻撃した後、必ず自分にはね返ってくるのだ。


< 剣と刀 >
実は、剣と刀は似て非なる武器。
剣は両側に刃がついていて、敵を突き刺すのには有効だが、
刃が薄く、強度に欠ける。
一方、刀は片側だけに刃があり、切りつけるのには優れているが
重く、突くのには向いていない。
しかし、この2つの長所を合わせ持つ究極の武器があった!


< 日本刀 >
先端にいくほど細くなる刃は、鉄のヨロイをも突き刺し、
緩やかなカーブを描いた刀身は、すさまじい破壊力を生み出す。
「扱いやすく、防御にも使え、全てのバランスに優れた武器」
科学者たちはこう結論づけた。
侍の魂、日本刀こそ史上最強の武器に決定!


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