世界まる見え!テレビ特捜部
08/04/07 OA
バヌアツ使節団 初めて海を渡る

南の楽園、バヌアツ共和国のタンナ島で暮らす少数部族。
彼らは島では、電気もガスも水道も使わない生活を送っている。
そんな彼らが、文明大国イギリスの一般家庭にホームステイすることに!
代表者に選ばれたのは部族長・医者・家畜の世話人・通訳・力持ちの5人。
彼らは、見聞きしたもの全てをビデオに記録し、
帰国後、部族の仲間に見せるという使命を帯びて旅立った。


だが、彼らには、もうひとつ壮大な目的があった。
それは遥か昔、イギリスに渡ったと言い伝えられている神様に会うこと!
その神様とは、なんとイギリス王室エリザベス女王の夫であるエディンバラ公。
使節団は、今回の旅の中で、
エディンバラ公を紹介して貰おうと考えているのだ。


まず訪れたのは、ノーフォーク州で農場を経営する一家。
早速、テーブルを囲んで食べる食事スタイルに驚き、言葉を失う使節団一行。
翌日は、電気掃除機を使った掃除を初体験。
凄まじい音に驚いたり、電源が切れただけで死んだと思い、大混乱。
また家畜の飼育現場を見学。
豚の大きさに驚くが、更に驚いたのは人工的に受精させていること。
「豚はそんなこと望んでいない」と、とまどいを見せる一行・・・


さらに後日、美術学校を見学した一行は、ヌードモデルを見て大喜び。
自分たちと同じ姿をしていると、親しげに肩を組み笑顔を見せる。
夜は、イギリス式のパブで一杯。
恐る恐る口をつけた初めて飲むビールの味は・・・美味しいと大評判!
その後、イギリス人の若者と夜中までおおいに盛り上がったのである。


そしてあくる日、彼らの部族長は、
遂に、神と崇めるエディンバラ公を紹介してもらおうと、
ホームステイ先の農場主に申し出るが
「残念ながら友達ではない」と告げられて、がっかり。
とはいえ、彼らは色々と優しくしてくれたイギリス人に感謝の気持ちを込め、
町のホールに集まった人々の前で伝統的な踊りを披露。
思い出深い最後の一日をすごしたのである。


果たして、この後、バヌアツ使節団は神と崇めるエディンバラ公に会えるのか?
次なるホームステイ先へとむかったのである。


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