世界まる見え!テレビ特捜部
08/05/12 OA
意外とタメになるトウガラシとタマネギ&ニンニクのおいしい話

《トウガラシ》
トウガラシの原産地は中南米のジャングルだと言われ、
もともと動物たちに食べられないよう、その実を辛くしたと言われている。
そんなトウガラシを世界に知らしめたのが、あのクリストファー・コロンブス。
カリブ海の島に着いたコロンブスは現地の人が食べていたトウガラシを口にし、
その刺激的な辛さが病みつきになってしまったのだ。
そこでヨーロッパに持ち帰ったのだが、
当時、辛い香辛料といえばコショウしかなかったため、
コロンブスはトウガラシをコショウの一種だと勘違い。
そのため、今でもトウガラシは「赤いコショウ=レッドペッパー」と
呼ばれているのである。
《タマネギ&ニンニク》
古代エジプトでは、巨大なピラミッドの建設作業を支えるスタミナ食として、
タマネギとニンニクが活躍。
しかし、両方とも貴重な食材だったため、時折、配られる量が減らされることも。
すると労働者たちは激怒し、仕事を放り出してしまったという。
これが人類初のストライキではないかとの説もある。
また、タマネギとニンニクは、数々の迷信も生み出した。
ギリシャのオリンピック選手は、パワー増強を願い、体中にタマネギの汁を塗り、
ローマの兵士たちは水虫に効くと信じ、足の指にニンニクをはさんでいたとか。
(※あくまで迷信です。効果がないうえ、クサイのでやめましょう)


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