世界まる見え!テレビ特捜部
09/11/02 OA
海の天使 イイダコの一生

韓国料理で特に人気の食材、イイダコ。
鍋にしてよし、刺身でよし、炒めてよしと、みんなが大好きな食材である。



そんなイイダコは、毎年3月頃になると、
産卵のため、浅瀬へとやってくる。
だが、体長20センチと、体の小さいイイダコには、
たくさんの危険が待ち受けているのだ。
カニに襲われたり、ヒトデに襲われたり。



それでも生き延びたイイダコたちは、貝殻などに身を隠す。
これは、イイダコの習性なのだが、
中にはゴミとして沈んでいるインスタントラーメンの袋に隠れるものも。
一方、さざえの貝殻に身を潜めたイイダコは・・・
なんと、貝殻ごと引っ張り上げられ、海上へ・・・
実は、サザエの貝殻は、イイダコ漁のための罠だったのだ。



こうして、5月。
イイダコの交尾の季節がやってきた。
実は、オスの脚の1本が生殖器となっており、
これをメスの体内に差し込み、受精させるのである。



その後、メスは一人で貝殻などに卵を産み付けていく。
卵は、多いときで、およそ500個にもなると言われ、
それら全部が孵るまで、メスは何も食べずに卵の世話をし続けるのだ。


 

だが、子育ての最中にも、
ヒトデが襲ってきたり、オスたちが交尾をしようとしたり、
イイダコの母と子には危険が付きまとう。



そして、7月。
ようやく、子供たちが巣立つ日がやってきた。
母ダコは、子ども達を送り出すと力尽き、
ヒトデに襲われ、その生涯を終えたのであった。
寿命1年と短い、イイダコの生涯。
だが、子孫を残すため、小さな体で懸命に生きているのである。



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