世界まる見え!テレビ特捜部
10/02/22 OA
世界のスターそっくりさん事情

【ロバート・デ・ニーロのそっくりさん「ジョー・マヌエラ」】
「ロバート・デ・ニーロ」そっくりさん歴30年の「ジョー」。
映画『タクシードライバー』の名セリフ「You talkin to me?」が彼の決めゼリフ。
最初は「デ・ニーロ」本人と良好な関係だったが、
その後ジョーはそっくりさんであることを悪用し、無銭飲食をしたり、
本人になりすましてクレジットカードを申請するなどして、2人の関係は悪化。
ジョーは身元詐称の容疑で逮捕されてしまう。
懲役2年を求刑されたが司法取引の末、被害額を弁償することで実刑を免れた。
今もジョーは、「デ・ニーロのそっくりさん」として生活している。



【マイケル・ジャクソンのそっくりさん「ナヴィ」】
10代の頃から「マイケル」に憧れ、完璧にダンスを習得した「ナヴィ」は、
見た目にもこだわり、マイケルの顔が変わるたびに、彼自身も整形手術を
繰り返した。
そんな彼は本人にも認められ、そっくりさんとしてショーに出演するだけでなく、
ファンの目を欺くための「マイケル」の影武者を担当したりしていた。
しかし、「マイケル・ジャクソン」が幼児虐待の容疑で逮捕されると、
ナヴィのショーは次々とキャンセルされ、生活も厳しくなっていく。
それでも「ナヴィ」はそっくりさんを辞めることはなく、彼の無罪を祈り続けた。
そして「マイケル・ジャクソンの死」という最大の悲しみを乗り越えた彼は、
今も世界中でマイケルのショーを繰り広げている。



【ある男のそっくりさんにさせられた男「ラティフ・ヤハイア」】
彼は強制的に、元イラク大統領サダム・フセインの息子「ウダイ・フセイン」の
影武者にさせられた。
学生時代からウダイと顔が似ていることで有名だった「ラティフ」は、
「ウダイ」から脅されて、『ウダイの影武者』をひきうけるはめになる。
ウダイ本人が戦争で悪事を働くと、あとから「それは影武者の私がやりました」と
言わされるのである。
そのため、彼は11回も暗殺の危機にさらされた。
そんな状況から逃げ出すため、「ラティフ」は脱走を企てる。
ウダイに撃たれるも、命からがらイギリスへの亡命を果たした。



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